いやね、みなさま。
aromaje (アロマ―ジュ) 代表の Saki でございます。
8月は、ケベック州から義理家族が来ていたため、
あれこれやることが多く、バタバタと過ぎました。
そう…義理家族!!
告白しますが、
わたくし、長年、義理家族が苦手でした。
…というか、お恥ずかしいけれど、
がっつりと、 恨んで おりました。
なぜかといいますと、
結婚する時、この結婚は反対だ…とは、
はっきり言われなかったにしろ、
ああ、きっと反対なんだろうな…
と分かる言動アリアリだったから。
夫と結婚する前、遠距離恋愛だったので
夫が、せっかく合格した学校を途中で退学し、
私を追ってくる形になったことも、
義理両親にしたら、面白くない理由だったんでしょう。
おまけに、若い結婚だったし、
無知な若造が、よく考えずに結婚して
すぐ離婚するだろうに… 学校までやめて、
ああ、もったいない! みたいな。( *´艸`)
まあ、今になれば、親のいうことも分かりますね。
おまけに、義理両親の近所の人から、
『ビザ目的で結婚する留学生がいるらしいぜ!』
と、吹き込まれたのを後から知りました。
まあ、留学生だったには違いないダスけど、
ビザ目的なら、もう少し、楽な相手を選ぶかと…(笑)
あと、義父は、クレイジーなほど
スポーツを愛している人のため、
夫である息子にもスポーツをさせて来ており、
息子の嫁になる者は、同様にスポーツを愛する人!
という理想があったみたいだけど、
実際、息子が連れて来た嫁は…
微動たりもしないコアラで…
すごいビックリしないと動かない冬の鯉…
と命名されるほど、最強に動かない女。
『息子はスポーツをする人じゃないと
絶対うまくいかないから!』
と、義父に宣言されてしまいましたわよ。
もうね。
スポーツが好きじゃないという理由で
犯罪者並みの扱い…。
日本じゃこういう感覚がないので
かなり困惑した、わたくしめ。
とにかく、息子には、何がなんでも、
ケベックに残ってほしかったため、
義父が取った行動は…
私との付き合いをやめさせようと
夫に、ケベックで新しい彼女を紹介して
ハニー・トラップをしかけたりしたんですわよ。
いやいや、お義父さん、
いくらなんでも、それはダメよね?
義母も、上品だからこそ、
嫌味の破壊力もパワフル!(笑)
まあね、
もっとあれこれあったけれど割愛します…
多分、全部いうと、引きます(笑)
あれこれあったけど、無事、結婚し、
結婚してしばらくは、義理家族とも
がんばって付き合おうとしたのですが、
なんかギクシャク感が否めない…。
だから、
だんだん、面倒くさくなってきて、
クリスマスのギフトを送るだけの関係となりました。
もうね。
嫌は嫌!
イヤになる十分な理由あるよね?
と夫に宣言して、
付き合いをやめたんです。
夫を育てた人だから感謝しなくちゃ…とか
もう、そういう、いい人(妻/嫁)ぶるのを
やめようって思ったわけです。
あれこれ言われたりされたりしたけど
そういうのを水に流して、許して家族になろう!
なんていう努力も、一切やめました。
義理家族と、仲良くなることより、
自分と仲良くなることのほうが
何倍も大事!
こう思って、
義理家族を受け入れられない自分を
受け入れることにしたんです。
これって、いい人ぶりたかった私には、
とても勇気のいる行動でした…。
こんなわけなので、結婚して以来、
会ったことがなかった、わたしと義理家族。
でも、逢わない期間が長ければ長くなるほど、
今度は、どんどん、悪のイメージが強くなり、
恐怖も大きくなっていったのですね。
まあ、義理家族もどんどん年を取るし、
このままいけば、死ぬまで合わずに済む!
と、ほくそ笑んでいた矢先、
2週間の予定で、
義理家族が来ることが決定…
えええええええ…
どうしよう…。
でも、いい嫁、いい妻をやらないと決めていたし、
夫にも正直に伝えていたことと、
直観で、今回は、会っておいたほうがいいと
分かっていたので、会うことは伝えました。
仕事が忙しく会えない…という手も
十分使えたと思うのですが、今回は、
恐怖の先にある、会いたいという気持ちが勝ちました。
ただし!
うちに泊まってもらうのは、
ムリなので、狭いから…という理由で
近くで宿を取りました。
だって、無理は禁物ですから!
この滞在スタイルについては、
また後日ふれますね。
で、
一度は決心したのだけれど、実際、
義理家族が来る時間が迫って来ると、
ハァ… 気が重い…
嗚呼、面倒くさい…
と思う日々が続いていた、わたくしめ。
義理家族のための観光プランを立てているとき、
涙がぽろっとこぼれてきたりして…(笑)、
いや~、私、本気で怖がってるんだなと
気づきましたわよ。
普段、かな~り押しが強い大先生(夫)も、
観光プランを見て泣く妻を目の当たりにし、
今回ばかりは、ヤバいと思ったのか、
無理強いしてこなかったのも救いでした。
もうね、来るのが決まってから、
いつも以上に、YLアロマを焚きまくり、
塗りまくり、飲みまくりですわよ!
二人がやってくる初日のディフューザーには、
アクセプタンス(受容)
フォーギブネス(許し)
SARA(トラウマの浄化)
リリース(解放)
など、感情系に働きかける
ブレンド精油を入れて、備えました。
でも、
自分を受け入れ、
許すためにYL精油を使いましたが、
相手との関係をよくする目的では、
一切使いませんでした。
アロマケアにおいて、
これ、ポイントですね。
さあ、いよいよ、義理両親の
来訪です!!!!!
ドアが開いて、
二人が入ってきました。
カナダ流にハグをして
ほっぺを合わせて挨拶します。
本当に久しぶりに会ったので、
かなり年を取っていた、義理パパ&ママ。
でも、なかなか、
なごやかなスタートです(笑)
来訪初日の夕食は、
夫とあれこれ考えまくって、
手巻き寿司にしました。
義理ママは日本食好きだけど
義理パパは、日本食とか食べないよ…と
言われていたので、ドキドキ。
でもね、あえて日本食にチャレンジ!
わたし、日本人だから、やはり日本の良さを
すこしでも体感してほしいな…という思いアリ。
手巻きの中身は、生ものじゃなく、
すべて調理したものを用意したけれど、
そもそも、海苔みたいなブツを食べられるのか??
一抹の不安を残しつつ
料理を出すと…
義理パパ、
夢中で食べまくってくれて、見事完食~
で、食べてる途中から
気づいていたんです、わたし。
義理両親が、めっちゃ、わたしのこと
気にかけてくれてることを…。
それは、この日に始まったことじゃなく
結婚して何年か後から、二人の態度は
徐々に変わっていったんですわよ。
夫が、私と一緒にいて、幸せそうなのを
感じてくれたんだと思います。
なので、
毎年、誕生日にギフトを送ってくれたり
夫と電話で話していても、Sakiはどう?
と、必ず聞いてくれていたりとか、
結婚前とは違い、本当に優しくしてもらってました。
でもね。
結婚前にされたこと、いわれたことで
腹を立てていた私は、どれだけよくしてもらっても
二人からの愛なんて受け取りたくなかったんですね。
そうすることで復讐してたのかもしれません。
この日、二人と食卓を囲み、
あの時は、ごめんね…とか、
あなたのこと大切に想ってるよ…とか、
直接、言葉にはなかったけれど、感覚として
心に入り込んで来て、胸がジンジンしてました。
もうね、二人から愛があふれてました。
そして、気づきました。
単に、わたしが、
受け取れない人だった…ってことを。
ここまで思えるようになったのは、
単純に時間が解決してくれた…というわけでは
ありません。
YLアロマに出会って、
毎日、まいにち、無条件の愛を心に届けることで
自分の気持ちに寄り添うことを覚えたからです。
人間関係をよくするためじゃなく、
自分を愛するためだけに、
YLアロマを 日々、大切に使いました。
YLアロマを使い出して
心に大きな大きな変化が訪れたな…と
感じたのは、実母への捉え方が変わったと
気づいた時からでした。
義理両親への思いと同じように、
私はずーっと、実の両親にも
怒っていました。
だから、
幸せなはずなのに、時々、
ぽっかりと心に穴が開いたような感じになる…
それは、両親があんな風だからだ!
傷ついている私は被害者だ!
と、不満を持ち続けており、
私が望む愛をくれなかった親に対して
恨み続けていたからなんですね。
そんなの欲しい愛じゃない!
私の親なら、私が欲しい愛を与えるべきよ!
そんな愛ならいらないから!
こういう思いが常にあったので、
常に、わたしは、空虚感がありました。
あたりまえですよね。
愛をもらえなかった、かわいそうな私という
イメージの中で生きているわけですから。
だから、この空虚感を埋めるためには
傷ついた子供の部分を癒すことが必要だと思い、
ヒプノや他のワークをたくさん続けたけれど
満たされた感覚にはなりませんでした。
子供のころの傷を癒したら、満たされるはずだ!
って思っていたのに、これは大きな間違いであったことに
気づいたのです。
でも、YLアロマを使い出してから、
なんだか、いつの間にか…
親にこだわる自分が薄くなっていることに
ふと、気づいたんです。
親を許そうとも、受け入れようともせず、
自分を愛するために、感情系に働くYLアロマの
香りを楽しんでいただけなのに、
本当に、ある日、ふと… こう思いました。
私って…
半分は、お父さん、
半分は、お母さんで出来ているんだよね。
なんか、それって…
すごい、うれしい!
親を許そうという努力はしませんでしたが、
自分を愛するために、YLアロマを使い続ける内に、
どんどん、自分を許し、愛する瞬間が増えていきました。
そうしたらね。
私の元となった両親を
自然と受け入れ、愛せていたんです。
だって、私を愛するってことは、
すなわち、私の中に存在する両親を受け入れ、
愛するってことだから。
わたしたちは、みんな、
半分はお父さん、半分はお母さんで出来てます。
親を愛そうとしなくても、
自分を愛せば、その半分ずつの存在は
自然と愛せるようになるは当たり前のこと。
ミルクチョコレートって、
ミルクが欠けても、チョコレートが欠けても
ミルクチョコの味には、ならないですよね。
ミルクチョコが好きであればあるほど、
ミルクもチョコも、ありがたい存在となるんです。
自分を愛する瞬間が増え、
親の存在を自分の中に認める時間が増すごとに、
親の素敵なところが目につくようになりました。
そうすると、今度は、
親が私に対し、なぜ、そんな愛し方をするのか…
が、理解できるようになったのです。
そんな愛し方とは、
もちろん、私が望んでいない愛し方です。
以前は、それを愛だと認識することも出来ず、
私は、汚物を投げつけられたくらいに思っていました。
でも、それって自分がイメージしている姿かたちとは
ほど遠かったけれど、確かに、愛だったんです。
自分が望む、愛のリクエストをせず、
差し出されたものを、
素直に、ありがとう!と言って受け取ること。
それが、どれだけ大切で、
どれだけ自分を満たし、幸せにしていくか、
植物たちが無条件の愛を持って、
私に教えてくれたのです。
YL精油を使っていくうちに、
自分の中に埋もれていた、 素直さの扉 が
どんどん、開かれていきました。
結局は、
どれだけ自分を癒したかではなく、
どれだけ心を開いて素直になれたかで、
豊かさとか、幸せであるとかが決まるのです。
素直であればあるほど、
愛をいっぱい見つけて、受け取り、
どんどん、幸せになっていくのですね。
YL精油で、アクセプタンス(受容) というブレンドが
あるのですが、YL社のゲリーおじさん(社長)が
何をおいても、このブレンド精油は大事だよ!
と言っていたのですが、
受容って、受け取る力でもあります。
素直さ=愛を受け取る力
なんだと分かりました。
なんとなく香りが好きだから使ってましたが、
アクセプタンスを使っているうちに、
私の中に閉ざされていた、素直さが
大きく芽吹いてきたのです。
セラピーを受ける多くの人が、
過去の傷を癒したら、きっと満たされるはずだと
思っています。
でも、傷を癒したから幸せになるんじゃなく、
自分の中に埋もれている、
素直さを開花させて愛を無条件に受け取ることで
はじめて、満たされている感覚がやってくるのです。
あるんです。
そこに、すでにあるんです。
探し求めなくても、
すべての人に平等に、
そこに、用意されているんです。
それに気づいて、受け取るには、
素直になるしか方法はありません。
私は、
素直になればなるほど、
周りの人たちからの愛も気づきやすくなり、
受け取りやすくなりました。
過去の、このステップがあったからこそ、
今回、義理両親からの愛も、
自然と入り込んで来てくれたのだと思います。
ちなみに、義理家族も、
YL精油を使ってくれているので
今回の再会は機が熟していた…と
言えるのかもしれません。
YL精油がつないでくれた
愛の再会でした。
一緒に食卓を囲んでいた時、
義理パパが、ぽそりと、こんなことを言いました。
『Sakiは、私の娘だよ』
以前なら、
『息子と結婚したからね、そりゃそうよね。』
と、ひねくれて取っていたと思います。
なんたって、ほら、ハニー・トラップを仕掛けた
卑劣な義理パパのイメージですから!(笑)
ずっと前から、義理パパが変わったことや、
本当の娘のように接してくれていたことは
分かっていたけど、素直に受け取れなかった、私。
素直じゃないことって、
こんなにも愚かなことだったのかと
思い知らされました。
昨日は、最後の晩餐でした。
はりきって、懐石料理を作り、
幾度となく、囲んだダイニング・テーブルで
時間が飛ぶように過ぎちゃうね…としんみりした
わたしたち。
ここは、義理ママの席、ここはパパの席…と
自然と決まっていたので、明日からは、もう、
いないんだな…と思うとしんみり。
食事を終えて、義理パパ&ママに
最後のハグをした時、わたくしですが、
まさかの号泣…
素直になって、
そして、自分の傲慢さに気づいて、
自分が欲しい愛のリクエストを止めさえすれば、
愛って、とどめなく入り込んでくると
義理家族に教えてもらいました。
その後、夫が一人で空港へ送りに行ったのですが
『Sakiは、
私たちの一人しかいない大切な娘なんだから
大事にしなさいね。』
こんな風に、義理両親が夫に言っていたと
教えてくれました。
義理家族が出発した後、
義理両親から、こんなのブツが届きました。
生涯もらったうちで、
一番、大きな花束でした!
私がいつも座っている椅子と
同じサイズ!!!
昨日は、結婚記念日だったので
そのお祝いかと思ってカードを見たら…
あれれ…
私の名前しかない!
夫、完全に除外…。
カードには、
Dear Saki (単名)
滞在中、あなたの暖かいおもてなしに
わたしたちは、感動しました。
本当にありがとう。
義理パパ&ママ
と書かれていました。
これ見て、また号泣…
ちなみに夫のフェイスブックには、
結婚のお祝いに届いた花束として
紹介されておりました…。ギャハハハ!
私を苦しめるモンスターが、
いきなり天使に変身しちゃった、
2017年8月のミステリー事件。
今月の私は、自分を愛すると、
こんなに愛がやってくるのか!
という体験をしました。
パパ、ママ。
ジュテーム&メルシーボクゥ!(愛してます&ありがとう)
※カナダのケベックはフランス語圏なので
義理両親は母国語がフランス語
愛はある!そこにある
みなさまも素直になる扉の開放を!
ながーーーいの読んでくれて
ありがとうございました\(^o^)/
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