感動ストーリー★指輪がもたらした奇跡

いやね、みなさま。

セルフケア学校、AS(アズ）代表のSakiでございますわよ。

今日のバンクーバーは、曇りでお寒い！！
冬到来って感じです。

さて、私の愉しみといえば、朝、メイクをしながらとか、
ご飯を食べながらとか、何かしながらですが、
日本のテレビを見ること。

今日は、アンビリーバボーを見ておりました。

ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
久々、かっけー！( *´艸｀)　と思う感動秘話を見たので
みなさまとも　シェアしたいと思います。

アメリカにいる、ホームレスのお話しです。

ビリーは、16年前の離婚がきっかけとなり、
ホームレスになりました。

ある日、いつものように、道で座ってお金をもらっていると、
一人の女性が、財布の中にあった小銭をそっくりそのまま
ビリーの差し出すカップに入れました。

でも、その女性が家に帰ると、大変なことに気づくことになります。

「夫がデザインしてくれた、大切な婚約指輪がない！！」

女性は、

「もうないにきまってるわ。あげちゃったんだもの。」

と思いましたが、一応、ビリーのところに行ってみました。

何日か、ビリーの姿はありませんでしたが、ある日、
ビリーを見つけて、駆け寄ります。

「私の指輪、知りませんか？」

ビリーは、

「ここにはないね。ちょっと待ってな。」

そういって、いつも寝ている橋のそばに埋めてあった
入れ物を掘り出し、その中に隠してあった指輪を女性に返しました。

女性は、嬉し泣きしながら、指輪を受け取りました。

高価なものが、自分のカップに入れられていたら、
普通、すぐお金に変えるはずなのに、ビリーは指輪の価値を
知らなかったのでしょうか？

いえ、いえ。

ビリーは、女性がやってくるまでに、宝石商へ出かけて
指輪の査定をしていたのです。

すると、4000ドルもの価値があると分かりました。

これだけあれば、ホームレスから脱却できます。
今より暮らしも楽になるでしょう。

でも、ビリーは、宝石商を後にし、指輪を女性に返すことにしました。

なぜなら、今は亡き祖父の声が聞こえた気がしたからです。

「人間は悪魔ではないが、天使でもない。
　でも、努力すれば天使に近づくことは出来る。
　いつも正直に生きなさい。」

ビリーは、女性が現れるのを待ち、そして、返却したのです。

感動した女性が夫にこのことを話し、夫がビリーのために
寄付金を募るHPを立ち上げました。

すると、この感動秘話は、TV局などで報道されるようになり、
たちまち、1900万円の寄付金が集まったのです。

これで、ビリーはホームレス生活にピリオドを打ち、
普通の暮らしができるようになりました。

その後も、連絡を絶っていた家族と再会を果たしたり、
色んな素晴らしい奇跡のようなことは続きます。

なぜ、家族と連絡を絶ったかという質問に、

「俺が困っていると知ったら、きっと家族は助けてくれる。
　俺のために迷惑をかけたくなかったんだ。」

というビリー。

番組の最後で、ビリーはこんなことを言いました。

「思えば、長い旅だった。
　つらいことは色々あったけど、自分のことだ。

　ありのまま受け止めるしかない。
　そうしたらいいことが起きたのさ。」

ここ最近、ジュニパーを通して、自分に対する責任のことを
話してきましたが、今日もまた、ビリーから、こんな素敵な
メッセージが届きました。

何が起ころうと、その中心には、必ず自分がいる。

なぜ、自分だけ？　どうして私なの？

不満をならべて、自分から目を背け、
人や環境のせいにして生きることの方が一見、楽ちん。

でも、ビリーのように、

＜勇気をもって、ありのまま受けとめること＞

が出来た時にだけ、本当の安らぎがやってくる。

う～ん。

ビリーよ、深いな～。

ちなみに、指輪を失くした女性と夫は、このあと、ビリーと
大親友になり、今でも交流が続いているといいます。