昨夜、熊本を中心に、九州で大きな地震が
ありました。
この度の被害にあわれました皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
余震もおさまり、落ち着いた時間を
余震もおさまり、落ち着いた時間を
取り戻せますよう、お祈りしております。
散ってしまいましたね
昨年の春はまだ穏やかで元気だった父
認知症は徐々に進んではいたけれど…
この季節に一緒に桜を楽しんだりも
していたなぁと
昨年末に父が亡くなってから早4ヶ月、
今は母と一緒に
父と訪れた旅行先やお花見など
時に、父のその時の素行を
思い出して、笑い合いながら
ゆっくりと振り返ることの出来る
心の平穏を感じています
父は亡くなる数年前から
時折、あちらの世界を夢で旅しては
私に話して聞かせてくれました
そのお話しは、
今後、機会があれば
記事にしてみたいなと
思っています
今日は出掛けに上着を取ろうとして
クローゼットから冬用のコートに
フランキンセンスの精油入りのボトルが
ポケットに入ったままだったことに
気がつきました
そのフランキンセンスの精油は
昨年のクリスマス前に
心優しい年上の友人が
プレゼントしてくれた品物でした
フランキンセンスは乳香とも呼ばれ
紀元前からと、歴史も古く
イエス・キリストが誕生した際に
三人の賢者(博士)がお祝いの品物として
献上したとされています
いただたその時は
今でも高価な品物なので
何か必要な機会が来たら…
大切に使わせていただこうと
考えていたのですが
その使い道は思う以上に早いものでした
その頃には入院していた父は
状態も落ち着いていて
家族も一安心していたのですが
クリスマスを過ぎてから
急に…
心のどこかに準備はしていましたが
そんなに早く逝くとは家族も
思ってもみませんでした
病院から父の容態を知らせる連絡が入り
その時、父にフランキンセンスを
塗ってあげたいと
ふと思いつき
持っていたルルドの泉の水と
フランキンセンスの精油を
コートのポケットに入れて病院へ…
息を引き取った父の顔と体に
話しかけながら
塗っていきました。
この時、初めてこの乳香が
父の為にちゃんと用意されていた
贈り物だったことに
気がつきました
フランキンセンスの香りと共に
穏やかに
あちらの世界に還ったのだなと
感じて…
時間が経つと薄れていくものと
強まるものがありますね
フランキンセンスの香りは
私にとって父を想い出す香りにも
なりつつあります
まはろは