汗の原料は血液。
まず血液は汗の出口である汗腺に取り込まれます。
その後、水分以外の成分（ミネラルなど）のほとんどは再び血液中に戻されます。
そのミネラルの再吸収がスムーズに行われているかによって、“良い汗”“悪い汗”の違いが生まれてしまうそうです。
【 良い汗 】
・さらっとしていてベタつきやニオイが少ない。
↓ ↓ ↓
ミネラル分は再び血液中に吸収されているため、成分のほとんどが水分。
・蒸発するときに体から熱を奪うため、体温を下げることができる。
↓ ↓ ↓
すぐに乾く
【 悪い汗 】
・ミネラル分が再吸収されず多く含まれている
↓ ↓ ↓
皮膚についた菌の養分となりニオイの元となる。また体からミネラル分が失われると、体調不良（熱中症など）の原因に。
・大きい粒の汗がダラダラ流れる
↓ ↓ ↓
蒸発しにくい為、体温を下げる能力が低い。
悪い汗の原因は？
・運動不足
・冷房のきいた室内ばかりにいたりする
・ミネラル分を血液へ十分に戻すことができない
良い汗をかくには？
・冷房をなるべく使わず、扇風機やうちわなどを利用。(熱中症には注意)
・冷房を使うときは外気との温度差を5度以下にする
・ウォーキングなど適度な運動
・ショウガやくずなど体を温める食品を積極的に摂る。
・シャワーではなく、ぬるめのお湯にゆったりと浸かって体を温める
特に入浴は、汗を出す習慣付けにはもっとも身近な方法です。
※冷房や扇風機で体を強制的に冷やすと、汗腺の力が弱まってしまいます。
【汗の臭いを防ぐ食生活】
①様々な種類の食品を摂って栄養のバランスをよくする。
②亜鉛を含んだ食品（カキ、レバー、うなぎなど）、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラル分を多く含んだ食品（緑黄色野菜や海草類）を積極的に摂る。
③規則正しい食生活を心がける
④ニオイの強い食品(にんにくなど）や刺激の強い香辛料などの摂りすぎに注意
⑤豆類、コンニャク、海草など、食物繊維をたっぷり含んだ食品を多めに摂る
※一部参考資料あり
良い汗を出して、上手に体内リセット
かくなら、良い汗を目指しましょ
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