頭を空っぽにすることより、考えるのが好きなので

頭を空っぽにすることより、考えるのが好きなので

考え過ぎは消耗すると言われるけれど、とにかく自分が見て感じたことをじっくり考えるのが好きなのです。

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私の生活は今

ほぼ犬を中心に構成されている。

 


ロック(14歳のヨークシャーテリア)は

腎不全のステージ4に突入。

 

ごはんをあまり食べられなくなって

食べてもよく吐くようになった。

 



ハウスやクッションが汚れると

洗濯が大変なので

トイレシートで覆ったり

ビニールをかぶせたりと

予防策を考え中。

 


腎不全になると

人と同じで

たんぱく質やリンなどを

制限した食事内容を勧められる。

 


のだけれど、

 

腎不全も軽度な時は

療養食といわれる

ドッグフードを食べてくれるが


 

進行して数値が上がってくると

食欲が落ちて

療養食を食べなくなる。



 

そして飼い主は




焦る・・・・

 


どうにか療養食を食べさせようと

必死になる。

 


でもこちらが必死になればなるほど

犬も断固拒否するようになる。

 



ああ、悪循環汗汗

 


けれど


そんなパートを

どこかで乗り越える時が来て。

 



そうなると

 



食べられるものがあったら

なんでもいいから言ってねウインク

 


という心境になる。

 


もう余生を生きてるかもしれない。


 

と、あるとき思ったから。

 




そんな余生を生きるロックの

今日のメニューは・・

 


ヨーグルト練乳がけ少々

冷凍マンゴー一切れ

ペティオのミーティ(猫ちゃん用、マグロ入り)1本

牛豚ひき肉を焼いたもの10円玉2枚分くらい

 


これを一時間くらいかけて食べる。

 

ちなみに昨日の朝食は

 

鹿ジャーキーからスタートして

プチトマト半分

ミーティ1本で終わり。

その1時間後くらいにひき肉を食べた。

 


栄養学的に見ても

犬のごはん的観点から見ても

変なメニューだ。

 

それでも

ロックがその時食べたいというものを

美味しく食べられたならそれでいいと思う。

 



だって余生なんだし。

 

 

その日によって食欲の具合とか

吐き気があったりとか

眠かったりだるかったりとか

コンディションが違うので

昨日食べたからと言って

今日も食べるとは限らないのだ。

 

歳と共に鼻も衰えるのか

大好きだったお肉も

冷めると匂いがわからないのか

食べないことがある。

 

味をつけたら食べそうだけど

さすがに塩分を利かすのは

気が引けるので


お肉にほんのちょっとみりんをかけて

カリッと香ばしく焼いたら

鼻をクンクンさせて探して

美味しそうに食べたことも。

 


そんなふうに

ロックとの暮らしは

毎日アドリブの連続だ。

マニュアルはない。

 



朝起きてロックの

様子をチラチラ見ながら

自分の食事の支度をしつつ

起きていたら

食べそうなものを

鼻の前に持って行って


「食べてもいいよ」


という反応をしたら

あげる。

 

ぐっすり寝入っている時に

起こしてごはんをあげても

食べられないことが多いから。

起きるのを待つ。

 


そしてまた食事の後片付けを

しながらロックの様子を見て

まだ何か食べたそうにしてたら


何を食べたいか聞いて

(聞くとけっこうわかったりする)


いそいそと口元へ運んでいく。

 

さっきはいらないって

言ったのに

しばらくすると

やっぱり食べる

と言い出すことも多々。

 


調子の悪い時の食事って

シビアなものだ。

食べたいと思っても

いざ目の前にして匂いをかいだら

やっぱり受け付けない

ということは私にもあるからわかる。

 

そんなロックは

吐き気もなく

ごはんも食べられて

ご機嫌な時は

顔を近づけると

ペロペロと

何度も何度も

舐めてくれる。

 

それを私は


ありがとうラブラブ


だと思って

ありがたく受け取る。

 


唇がパカパカに

渇くまで

舐めてくれる

可愛いロック。

 

どうか

余生を満喫しておくれ。