香港が中国に返還となる数年前、3年程香港で働いていた。
その時に会社の同僚と3人(香港生まれの中国人と上海生まれの中国人)で、中国の深圳、大亜湾(だやわん)原子力発電所、広州に遊びに行ったことがあった。(なんで原子力発電所に遊び行く?って感じですが、その話はまた今度。)
夏になってスイカを見るたびに、同僚との広州で食べたスイカを思い出す。
1人は深圳、原子力発電所に遊びに行った後、香港へ帰ったが、私ともう1人の同僚はその足で広州市へ行ったのだけど、覚えているのは、その時に食べたスイカと鳥の丸焼きのみ。
その日は同僚と市場にいって美味しいものを買って、ホテルで食べようとなり、いざ市場へ!!
さすが、市場!おいしそうな果物がたくさん!その中から、おいしそうなスイカを購入し、これだけでは足りないと、鳥の丸焼き(?)が天井からぶら下がっているお店で、鳥の丸焼きを1匹購入。(ヘビ🐍が何本もぶら下がっていた。ヘビは身体を温めるということで、香港でも冬になると🐍を食べた。)
見事な丸焼きで、同僚いわく、広州のニワトリはほとんどが野生に近い感じで放し飼いで育てられているから、肉も閉まっていてとてもおいしいとのこと!
スイカは直径30センチ程。鳥の丸焼きもスイカと同じくらいの大きさ。良く二人で全部食べたものだ...と今となれば思うのだけど、私は20代半ば、同僚も30代初め...だったので、食欲と元気だけはあった。
ただ困ったのが、ホテルでナイフを何も貸してもらえなかったこと。同僚が広東語でどんなにお願いしても貸してもらえなかった。(理由はもう覚えておらず。危ない...ってことだったかな!?!?)
考えた挙句、スイカは市場で入れてもらったビニールの袋にいれたまま、床に落として割る。鳥の丸焼きは、これも市場で鳥を包んでもらったビニールの包み紙の上で、同僚が手で鳥の足を引っ張ったり、頭を引っ張ったりで、バラバラに。
スイカはうまく半分ぐらいに割れて、同僚と二人、そのスイカを抱えて、スプーンですくって食べた。鳥の丸焼きは、お互い手で肉をはいで食べたり、骨がついたまま、肉をむしゃぶる...と言う感じ。
それにしても、おいしかった~~~💗💗
スイカはとっても新鮮で、甘くて、大きなスイカ半分くらいお腹いっぱい食べ、鳥の丸焼きも同様、身がしまっているというか、お肉にとってもおいしい自然な味があって、とってもおいしかった。
なぜか、鳥の丸焼きよりも、大きなスイカを丸ごと半分、膝にのせてスプーンでざっくざく食べたのがとってもハッピーで、今でも頭に残っていて、スイカを見るたび、食べるたびに、そのことを思い出す。
超シアワセ~な想い出です。