去年の今頃は、まだ企業で働いていて、ちょうどラスベガス出張にいっていた。(昨年のラスベガスの話はこちら)
その頃、私はまだコーチングプレイスでコーチングの勉強中で、出張中ラスベガスのアウトレットからリモートで授業に参加した。
(コーチングについてはこちら)
「世界が近いですね~」
と一緒に参加していたクラスメイトの感想だった。
確かに、最近は海外がとっても近い。先日も、ヒマラヤ山脈からの日の出を見に行った時、日の出が見えて、その感動をすぐラインで家族や元同僚などに共有。目の前にあるヒマラヤ山脈の向こう側はチベットなんだなぁ~と考えながらも、なんだか、彼らがご近所にいるかのようだった。(その時のブログ)
40年程前にソ連や東欧へバックパッカー旅行をした時とは大違い。インターネットなし、携帯電話もなし。大学生だったからクレジットカードもなし...で、トラベラーズチェックという小切手のようなものをもっての旅行だった。ちなみにアメリカドルが$1=240円ぐらい。現在の円安どころではなかった。
その頃は国際電話もまだ一般的ではなくて、ヨーロッパから日本へ電話をするのもお金はかかるし、旅行中たまに絵葉書かいてもほんとに日本に届いているのやら... ここで、私が行方不明になっても、行方不明になったこととて、しばらくの間不明だろうし、どこで行方不明になったのかも、なかなかわからないだろうし...と、海外へバックパッカー旅行に行くこと自体が、結構な挑戦だった。(大げさかな)
その頃は、海外は気が遠くなるほど遠かった。
時々、無事で帰ってこれるんだろうか、という思いも頭によぎったりだった。
だけど、最近は当たり前のように世界がとっても近い。それが、インターネットの出現や携帯からスマホへとスティーブ・ジョブズさんのお陰なのか...
とラスベガスの出張中、日本でやってたコーチングのクラスにリモートで参加してたなぁ~という話から、脱線につぐ、脱線の話。
定年退職するかな、しないで、もちょっと働くのがいいかな...と考え中の頃だった。