カトマンズで散歩をしていると、「xxインターナショナルスクール」と書いてあるスクールバスをよく見かける。これはカトマンズだけではなくて、ポカラでもそうだった。

埃の舞い散る凸凹の道路を親や祖父母に連れられて、スクールバスを乗り降りしている子ども達をよく見かける。女の子は綺麗に髪を結んで、アイロンのかかったシャツをきて制服を着こなしている。髪には埃一つついていない。とても大事にされているのがわかる。


もうひとつ、おやおや...と思っていること。それは、「モンテソーリ(Montessori)」という看板。

バスに乗って街並みを見ていたりすると、「モンテソーリ」という看板が目に入る。カトマンズから、バクダプルへバスで行った時の途中の街でも、レンガの今にも崩れそうな建物に「モンテソーリ」という看板を目にして、かなり驚いた。ポカラでも、「モンテソーリスクール」のスクールバスを見かけた。かといえば、とてもりっぱなスクールも。


現在、ネパールでは多くの公立学校でのMidium of Instruction(勉強を教える共通言語)として英語を使用している。ネパール政府の推奨でもあるとのことだった。

英語を使用できるということは、ひとつは世界中で多く使用されている言語で、それによって多様性、視野が広がり、相互理解も深まると思われる。そして、学術的にも子ども達の世界が広がるということと、将来の職業の幅も広がるからという理由が考えられる。

カトマンズに住む人達は、大人もそれなりに英語が達者だったりするが、これが田舎の方にいくとそうでなかったりした。そんな時、私が発見したのは学生に話しかけるだった。制服を着た子ども達は、ほんとにスマートな英語を話し、どのバスに乗ったらよいかわからない私を助けてくれた。

ちなみに、モンテソーリスクール、2-3年前のWebページの内容ではありますが、カトマンズ市内だけでも50校以上のモンテソーリスクールがあった。東京都は調べると40校程かな!? (正しい情報ありましたら教えてください!)

日本の人口1億2000万人にたいして、ネパールの人口はその4分の1の3000万人程。ネパールの人口の半分程がカトマンズ周辺に集まっているとのことですが、それにしてもどれだけネパールの人達が子ども達の教育に重視しているのかがわかるな、と思ったりしました。

どこの国でも、子ども達は未来への希望音符ルンルン