今日はカトマンズからバスでパタンまで出かけてみた。(40分程でバス代25円)ラジンパット通りからSajha Yatayat社のグリーンのバスに乗って、終点のラガンケルまで。そこからパタンの旧王宮までは徒歩で15分程。ただ、私は間違えて反対側にしばらく歩いてしまって...戻ったりして、結局30分程歩いてパタンのダルバル広場へ到着。(入場料1000ルピー=1000円程)歩き疲れて、まずミルクティを飲んで休憩。爆  笑

広場に入ると、八角形のクリシュナ寺院が目に入る、その隣はタレジュの鐘。そして、幾つもの寺院が立ち並ぶ。月曜の午前中なので、まだ観光客も少ないのか、ローカルの人達と全力で脱力して道に寝る犬たちの方が多かったりする。

仏像や建物自体も素晴らしかったのだけど、建物に施されている一つ一つの彫り物が素晴らしくて、同じものでも微妙に違う表情をしているものもあったり、ゲートの周りを飾っている蛇の体がゲート脇のヒンズー教の神の体につながっていたり...ひとつひとつ見ているとどこか違う世界に行ってしまいそうだった。

旧王宮の中には、たくさんの神々の彫刻が施された沐浴場があったり、緑の綺麗なお庭や共同水場。旧王宮の建物は3棟。建物の上の階はギャラリーになっていて、仏像や彫刻などが展示されている。


旧王宮の建物の3階の格子の窓のそばに座り、外の寺院や道を歩く人達をしばらく見ていた。いにしえの昔から、何人の人達がここに座り、窓の外を見つめたのだろう。今、私はどの時代のどこにいるのだろう...と思われるような不思議な感覚。時がとまる。