事態の鎮静化を図る Pour oil on troubled waters
本日、午前中は全国展開しているホテルチェーンへ、リーダーシップ研修の営業に行っておりました。
3時位に戻りまして、今、いそいそとブログに取り掛かっているところです。
さて、本日、紹介する表現は、「鎮静化を図る」、「鎮める」といった意味を持つ pour oil on troubled waters です。
そのまま訳すると、「トラブっている水に油を注ぐ」となります。
何ゆえ、トラブっている水に油を注ぐと、物事の鎮静化に繋がるのか?
油って水より重いので、波立っている水が、注がれた油によって落ち着いてくるんでしょうね。
それで、このような意味になったのではないかと推測します。
では、真逆の表現とは?となると、「火に油を注ぐ」になると思います。
こうなると、事態が更に悪化するということを表していますよね。
これは、日本語をそのまま英語にすればOKですから、Pour oil on the flame となります。
さて、最初の表現の使い方をみていきましょう。
The situation was very tense, but the boss tried to pour oil on troubled waters by promising some changes in policy. 「非常に緊張した状態であったが、ボスは、方針においていくつかの変更をするという約束によって、事態の鎮静化を図ろうとしていた。」となります。
さて、似たような表現で、「非難する、ケチをつける」といった表現も併せて紹介しましょう。
Pour cold water です。「冷たい水を注ぐ」という表現ですね。
Pouring cold water on the government's employment data. となれば、「政府の雇用に関するデータに関して非難をする」といった意味になります。
このような表現は、実際、CNNやニュースでも目にしますので要チェックです。
では、本日はここまで。
こうちょ