こんばんは。仁哲です。                          本日、SDGsについて考えてみたいと思います。

 

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、国連で定めた持続可能な開発目標です。2030年に向けた地球規模の取り組みとしてすべての国に対応が求められています。

SDGsには、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標があります。

 

        蟹江憲史『SDGs(持続可能な開発目標)』(中公新書、2020年)より

 

17の目標は下記の通りです。

目標1.貧困をなくそう (No Poverty)

目標2.飢餓をゼロに (Zero Hunger)

目標3.人々に保健と福祉を (Good Health and Well-Being)

目標4.質の高い教育をみんなに (Quality Education)

目標5.ジェンダー平等を実現しよう (Gender Equality)

目標6.安全な水とトイレを世界中に (Clean Water and Sanitation)

目標7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに (Affordable and Clean Energy)

目標8.働きがいも経済成長も (Decent Work and Economic Growth)

目標9.産業と技術革新の基礎をつくろう (Industry, Innovation and Infrastructure)

目標10.人や国の不平等をなくそう (Reduced Inequalities)

目標11.住み続けられるまちづくりを (Sustainable Cities and Communities)

目標12.つくる責任つかう責任 (Responsible Consumption and Production)

目標13.気候変動に具体的な対策を (Climate Action)

目標14.海の豊かさを守ろう (Life Below Water)

目標15.陸の豊かさも守ろう (Life on Land)

目標16.平和と公正をすべての人に (Peace, Justice and Strong Institutions)

目標17.パートナーシップで目標を達成しよう (Partnership)

 

 

SDGsは多くの事柄とかかわっており、一人で完成できるものではないと思われます。できればチームを組んで取り組むのが望ましいです。                                   

その際に個々人の研究分野(ディシプリン)による研究も重要ですが、分野が次第に細分化されすぎ、いわゆる「重箱の隅をつつく」ような研究が増えており、分野を超えた研究の重要性が叫ばれるようになりました。

たとえば現在、トランス・ディシプリン(超学際)とも言われる研究手法が注目されています。

日本におけるSDGs研究の第一人者慶応義塾大学教授の蟹江憲史氏によれば、トランス・ディシプリンナリティ(超学際)とは、

 

 

 

研究者と、課題を抱えるステーク・ホルダーとが、研究の課題設定の段階からコラボレーションを行い、共同で研究を進め、そして生み出した解決方法の実現までを共同で行う。従来はとかく研究者が研究をし、事務家はその結果を生かす、あるいは、結果をアレンジして生かしていく、という一方通行のやり取りであった。しかし、それで必ずしも実務的に欲しい成果を欲しいようにつくれないし、研究としても認められる成果を生み出せないというジレンマがあった。これを乗り越えるための方法がトランス・ディシプリンナリティである。

 

 

続けて蟹江憲史氏が述べています。

 

そのためには共通に話ができる土台が大事になる。SDGsという共通言語がこれを与与えてくれたというわけである。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。          はじめて、SDGsという言葉を聞いた方は、少し難解だったかもしれません。今後もまた、適宜にSDGsについて紹介したいと思います。

今回、私が強調したいことは、「言語」といえば、「日本語」「英語」「中国語」・・・だけではなく、「SDGs」という共通言語も指すことができるということです。

 

参考文献

蟹江憲史『SDGs(持続可能な開発目標)』中公新書、2020年。