おはようございます。仁哲です。
ご訪問、ありがとうございます。
昨日の話に続きまして、中国語を学ぶメリットについて考えます。
中国語を学ぶメリットは、まだたくさんあります。
今日、もう一つ紹介します。
中国語ができれば、漢詩が読めて、李白と「対話」できるメリットがあります。
ここで言う「対話」は、李白のことを深く知ることを意味します。
李白(り・はく Lǐ Bái 701~762)は、
杜甫(とほ Dù Fǔ 712~770)と並んで中国唐の時代の二大詩人です。
この二人の詩を知らない方でも、恐らく名前だけはどこかで聞いたことがあるでしょう。
本日、李白の代表的な詩『静夜思』について簡単に紹介します。
中国では小学生でも知っている超有名な詩です。わたしが通った小学生の頃、楽しんで漢詩をたくさん覚えました。
今でも、100ぐらいは暗唱できます。
市販されている漢詩の本
日本では、漢文の教科書で学んだ方も多いことでしょう。わかりやすく、清らかな月の光としみじみとした郷愁が染み入ってくる詩です。
『静夜思』の原文
床前明月光
疑是地上霜
挙頭望明月
低頭思故郷
現代語訳
寝台の前で月の光を見る
地面に降りた霜のようだ
頭を挙げて山の上の月を眺め
頭を垂れて故郷を思う
わたしの中国語講座では、大体第一回目は、導入として『静夜思』を紹介します。そのほか、李白をはじめ。たくさんの古代の詩人の詩も適宜に紹介しています。
中国語を学ぶメリットのひとつは、
漢詩が読めて、李白と「対話」できることです。
参考文献
巴穆德编 唐诗三百首 内蒙古少年儿童出版社,1999年
「多文化共生・国際交流研究事務所」では、オンラインで外国語学習相談、中国語学習コンサルを受け付けています。Zoomオンラインレッスンや中国語コーチングサービスも提供しています。ご関心のある方は、気軽にお問合せください。