北欧ではかなり多くの寿司屋が見かけられる。
寿司はやっぱり世界中で人気があるんだな~と入ってみると、
なんだか全然違う。寿司の形をした別の物が売られている。。。

それもそのはず、ここフィンランドでは寿司屋の9割以上が、
中国人もしくはベトナム人によって経営されている。
わさびは辛くないし、醤油はやたら薄い。シャリも固いし多い。
ネタの種類は少ないし、中華料理と一緒にやってるとこもある。。
そういえば、アメリカでも中国人経営ばっかだったな。

しかも面白いのは、ものすごくおいしいと感じる日本人経営の寿司屋より、
日本人にとっては全くおいしく感じない上記の店舗の方が盛況していることが多いこと。
中国人って現地に順応するのがうまいと感嘆させられる。
同じ中華料理でも、日本とアメリカ、フィンランドの味は全く違うし。
日本ではベストの物が、海外ではベストではないらしい。

食のクールジャパンは、実は多くが日本以外のアジア人によって支えられているみたいだ。

クールジャパンって日本の物や文化を海外に売り込んでくことだっけ?
その時、なるべくオリジナルに忠実に??
売り込むのは日本人じゃないといけないんだっけ?

・・・クールジャパンの目指してるとこってなんだっけ!??

サービスの現地への適応、人は誰がやるのか、金の流れはどうなるのか理想か。。。
というわけで、少し海外進出について考えてみたいと思う。