英語教育に長年携わってきて、たびたび考えさせられるのは…
"正しい英語"とは?
英語のテストには"正しい解答"、"間違った解答"があります
そのため、テスト科目として長年英語を学んできた方にはその考え方が根強いのではないでしょうか
文法ミスがゼロの英語が"正しい英語"
アメリカ発音/イギリス発音の英語こそ"正しい英語"
…いろいろな考え方があるかと思います
正直いうと、私もそれにとらわれて生徒さんを指導してた時期もありました
きっと幼少期、イギリスに引越したときの
「バカにされないようにちゃんとした英語話さなきゃ」
という思いが潜在的にそうさせてたんだと思います
でもシンガポールでCELTAの勉強をする中で
“English as a lingua franca”
という考え方に出会ったのです
これは"英語は世界共通の言語ツール"に近い概念
さて、ここでクイズです!笑
a. 英語を母国語として話す人
=ネイティブスピーカー
b. 英語を第二・第三言語として話す人
=ノンネイティブスピーカー
どちらが多いと思いますか?
....
実はいまbのほうが圧倒的に多いと言われています
結構びっくりじゃないですか?
これがどういう意味かというと
文法ミスがゼロの英語が正しい英語
アメリカ発音/イギリス発音の英語こそ正しい英語
…という2つがあまり説得力を持たなくなってくるということ、だと私は思います
私はレッスンで生徒さんが
いかに"文法的に正しい英語を話せるようになるか"
よりも
いかに⭐️"効果的なコミュニケーターになれるか"⭐️
を目指すようにしています
これはシンガポールで暮らす経験をしたからこそ、思えたことかもしれません
シンガポールで暮らしててこんなこともありました
レストランでサラダを頼んで
「ドレッシングは混ぜないで、別にして!」と言いたいとき
(ちなみに好きなサラダ屋はDaily Cutです笑)
よくある会話集などには
"Dressing on the side, please"
と言いなさい、と書いてあるかと思います
でもこれ実際にシンガポールで使ってみたら何回も
は?と言われてしまいました
横に寄せるってこと?って思われたのかな…
それ以来、文法的にパーフェクトではないですが、”dressing, separate!”とわかりやすい表現言うようにしたら、は?と言われることはなくなりました笑
このように、アメリカやイギリスで当たり前とされている表現が実際のやりとりで通じないことは数多くあるのです(とくにシンガポールでは)
表現だけでなく、発音もです
だからこそ、レッスンでは"on the side"をお伝えするだけでなく、それのもつリスクinシンガポールもあわせてお伝えするようにしています
シンガポール人の中でも
英語が得意な人
中国語メインで普段話すから中国語の方が得意な人
いろいろいます
それに移民が加わると、英語のレベルは千差万別
多様な民族が意思疎通をするために使うツール
それが、シンガポールの英語の位置づけだと思うのです
もちろん"正しい英語"を教わる必要はない!と言っているのではありません
"正しい英語"を知ってこそ、臨機応変に対応できるという側面もあります
一番おつたえしたいのは…
インドの人が話す英語も、アメリカの人が話す英語も、中国の人が話す英語も、日本の人が話す英語も、ぜんぶ英語です
だから「うまくLとRが発音できなくて…」としょんぼりする必要はないということ
そこにこだわって話せなくなるほうがもったいない!
スムーズなコミュニケーションを妨げなければそこにこだわりすぎる必要はなく、むしろ自信を持って話せばいいと思うんです
"正しい英語"にこだわるより
"効果的なコミュニケーターになれるように"
そんなレッスンを心がけています
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