この時計は2007年の発売当時、確か180万を超えるとんでもないプレミア価格がついたものでしたが、3年が経った2010年夏にもなると価格も落ち着いてきて、そろそろ買ってみようかなと思って買った時計です。
ガラス面を横などから見た時にガラスの縁が緑色に輝く様は他の時計にはない美しさを感じました。
しかし、ポリッシュ部分が多いので傷が目立ちすぎるし、やはり日付がないのは不便に感じました。故に嫌いになったワケでもなかったのですけど、でも逆に「なくなったとしても困る時計でも寂しさを感じる時計でもなかった」ので、生贄に捧げられてしまいました・・・
その時計を売るかどうか悩んだ際は、次に買う時計の資金として売らざるを得ない場合もありますけど、基本的にその時計を手放すかどうかを悩んだ際は、
「今、もし買った時と同じ現金が手元にあったら、もう一度この時計を買うか、あるいは他の時計を買うか」
を判断基準に結論を決めているような気がします。つまり今同じお金を出してまた欲しいと思うなら手元に置いておくし、そう思わない時は冷めているってことですから手放してもいいかな、と。
でもたいていの場合はもう1度同じ金額を出して買いたいとは思わないので、生贄に手放してしまうんですよね・・・(笑)