先月、「これが最強の普段使い時計？」という記事を書きましたが、その第２弾です（先に言っておくと第３弾はありません 笑）。
再三の繰り返しになりますが、「普段使い時計」としての条件は、あくまで普段使い時計なので、
●ケースは傷ついても気にならないステンレスかチタン
●ベルトは革じゃなくブレスレットタイプ
●面倒臭くない自動巻き
をＭＵＳＴ条件とし、さらに、
◎自社ムーブ
◎裏スケ
◎３針
◎センターセコンド
◎金曜の夜に外して月曜の朝まで動いているパワーリザーブがあること（理想は７２時間以上）
◎パワーリザーブの残量表示があること
◎日付だけではなく曜日も表示されること
◎重量はおおむね120～130g以下
◎耐磁機能付
◎高精度
◎ブレスの長さが手軽に微調整できること
◎大きさ的にはケース径40mmぐらいで、サブやノーチみたいに太いベゼルは不要（つまりダイヤル径もケース径とあまり変わらないぐらい大きいと言う意味で、前回からの追加項目です）
をＷＡＮＴ条件とし、優先度の差はありますが、できるだけたくさんの条件をクリアする時計を探します。
その結果、行き着いたのが先般にも言いましたけどグランドセイコー、中でも一度所有したSBGA011。厳密には機械式とは言えないかもしれないスプリングドライブなのですけど、「日付だけではなく曜日も表示されること」「ブレスの長さが手軽に微調整できること」という条件以外は全てクリアします。腕にハメても心がときめかないという欠点はありますが（笑）、普段使いしているとそのうち傷だらけになるんだからとそこは諦めました。
当初はSBGA011は一度買った時計なのでＧＳの自動巻きにしようかとも思いましたが、ケース径や文字盤のバーインデックスの形状・色などで気に入ったモデルがなく、総合的に勘案するとやっぱしSBGA011がいいかな～と。
そして再度このSBGA011をゲットする行動に移ります。前回は販売されてから１年弱経過した程度の良い中古が見つかったのですけど、また飽きて処分するかもしれない可能性を考えれば中古が一番だとは思いますが、今回はこれまでの時計遍歴を経て「最強の普段使い時計」と決めて末永く普段使い用の時計として大切に使っていこうと思ったことから、新品にしました。
新品で１５％引く店は以前から知っており、探している中で２０％引くというお店も簡単に見つかりましたが、最終的には年数回の得意客優待日なら２５％引いてくれる店があったのでそちらで購入することにしました。
日本のモノづくりの英知を結集したと言えるグランドセイコー。この品質・性能で、この価格はありえないと思います。セイコーだからこのプライスで販売できるのであって、スイスブランドが出したら２倍３倍の値段を付けてくるでしょう。あるマスターショップで聞いた話では、来日した某世界三大時計ブランドの首脳陣が「なぜこのクオリティが、この値段で実現できるのか？」と、そこのお店で多くのグランドセイコーをたくさん買って帰ったらしいです（もちろんバラシて研究するため）。
この時計は今度こそ売らないと思います（たぶん、きっと、おそらく・・・ 笑）。
でもプラネットオーシャンもエクスプローラーⅡもビッグパイロットも３回買って３回売っていますからわかりませんけど・・・（爆）
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