2014年冬

安請け合いしたクリスマスライブで、まともに歌えない己を自覚せざるを得なかった


門を叩いた先はクラシック指導者

現役のオペラ歌手

クラシックを歌いたい訳じゃないけど…

クラシック歌手のあの深い音色は学ぶきもの


レッスンのお陰で気付きと進歩があり、喜びいさんでライブハウスの出演試験を受験

合格に浮かれたのも束の間

お店と契約している先生から歌唱レッスンか作曲レッスンのどちらかを受けるよう言われる


そっか…

お店のお抱えの先生ね…

popsのレッスンが必要なのは理解するけど

歌唱の先生は自分で決めたいな…



ボイトレ難民の始まり



オペラ歌手に師事しながら

クラシックは歌わない私…

発声の基礎を身につけるつもりでも

いつまで経っても進歩がない


不器用だと言われる😞


それでも

発声の基礎だと信じてるから

ヨタヨタしながらも通い続けていると

ライブ仲間から発声がクラシックぽいねと言われる

クラシック劣等生なんですけど…😅


popsのために…

実際にライブで歌うために…

今感じてる課題のために…



popsボイトレ難民にハマって行った



大人のボイトレは

ただ黙って真似られるはずもない


納得する理屈が要る

その練習を続ける先にある結果に繋がる理由

目指すべき目標とそこまでの道程


トレーナーを変えるのは

よくないことだという

信じてレベルアップするまでやり続けないから、堂々巡りになっていると…



ついていけなくなるにはそれなりの理由があって…

言い分はあるんだけどな…


求めるものと違う

論拠ない説明が続く

不要と思える集団レッスンが必須

自身ができていないことを指導する



体系立てた集中レッスン制度を運営する方に会う

腹を括って徹底的についていってみた

上級コースも受講


でも、その最中…

カジリの悪化が顕著になった

解決の道はなかった

トレーナー氏とっては未経験の領域

かつレアケース



一人何とかするしかない

popsのレッスンに頼ることを止めた



そして…

クラシックの師の言葉を機に

課題は喉ではなく身体の使いにあることに気付かされ…

同じく一人で何とかする道を選ぶ



発声の指導は、声に関して調べた知識と自身の体験と基づいて、自身の体感を語る

苦労して辿り着いた発声理論、練習メソッド、ありがたい話の数々


ただ…

自身が意識せずできていることには気付いていない

体感意識のないものには言及しない

いや‼️できない



だから…

教わる方にとっては要点から外れたコメントになっていることがある


指導者のせいではない

発声の指導とはそういうもの

教わる側が整理するしかない



どんなことを困っているのか


どんな声で歌いたいか

どう歌いたいのか

何を表したいか


どんなの歌声に心撃たれるか


その声はこのトレーニングの延長線上にあるのか?



深い谷にはまり



ただただ身体の声を聴いて過ごす


どこをどうするとどう変わるか

ただただ

呼吸を追いかける


心撃たれる声を聴く

求める声は何?


答えに近付くにはどうすれば…


ただただ

心撃たれる声を聴く



今知ってるメソッド上にはない何か…



ただただ

心撃たれる声を聴く




すると…

出会うべき方に会える


発声法矯正のために何年か舞台出演を中断して、目指す声の発声法を体得されたと言う



あぁ

プロでも選んだ道が違ったと…

修復するために歌うことを休まざる得なくなるんだ


プロだからこそ休む?

でも、止めてまで臨んだ道に答えがなかったら?




世界的に有名な方の歌でありながら

何とも言えない違和感

説明もできなくて…

好き嫌いで片付けてた


違和感には違和感の訳があった



違和感のない方との違い

その違いこそが目指すべきもの



何年かけても修得したい発声



潔く…









が…