シャンプーのお話 | -フレンチブルドッグさんたろうのブログ-

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ブリンドル♂2歳さんたろうのブログ。

アルカリ性シャンプー使うと、洗浄力が強く肌に悪い。
弱酸性シャンプーを使用すると、肌に優しい。


人の皮膚が弱酸性です。弱酸性というのはph値が7.0よりも低く低すぎない状態を指します。
その弱酸性の肌に、ph値を近づけることで肌に負担がかかりにくいため肌に優しい。また、洗浄力ではお互いが弱酸性ですので当然アルカリと比べれば低いので肌に優しいようです。


アルカリ性と酸性は反応しあい中性になります。当然洗浄力は限りなく低い状態です。
そしてこれは弱酸性状態にある頭皮にアルカリ性シャンプーで洗うと必然的に起こる化学反応です。汗や脂は弱酸性です。
これがどういうことかいうと、洗えばすぐに中和され洗浄力がなくなるということです。
洗い流しに失敗して洗剤が残っていても、洗浄力はなく、肌を痛めにくいということが言えます。要するに洗いすぎるということがありません。

では弱酸性シャンプーではどうでしょうか?洗浄力が低く、肌を痛めずに優しく洗いあげるが、取り除けない油脂や汚れがあります。(完全に取り除くのは良くないですが、)また、洗いのこった洗剤は中和されずずっと洗い続けてしまうのです。


犬は皮膚は弱アルカリ性だと言われています。
シャンプーが刺激になっているわんこは一度お使いのシャンプーがどちらの性質なのか調べてみるのもいいかもしれませんね。洗浄剤の界面活性剤の多くは弱アルカリ性です。


皮膚トラブルはこれだけではないですし、もちろん成分に過剰反応してしまうわんこもいます。
でもすべてが成分と原因づけるのではなく、洗い残しによるダメージも示唆されてはどうでしょうか?犬の毛にはアンダーコートと呼ばれる毛があり、産毛のような毛がわさわさと生えているのです。そこに洗剤が絡み落ちにくいことは容易に想像できます。


世間では犬のシャンプーに対する理解があいまいです。
正反対の意見もあるし、弱アルカリ性のシャンプーもあれば弱酸性まであります。
ただ安全な成分を謳っているだけのシャンプーもあります。



人の話を聞くことは重要ですが、人の話を信じるのとは違います。
お飼いのわんこを一番よく知っているのは飼い主です。
飼い主が正しい知識をしっかりと認識し、愛犬のケアをしてあげてください。


私は人用の弱酸性シャンプーをサンに使っていますが、トラブルがでたことは一度もありません。人用シャンプーを薦めているわけではありませんが、犬の弱アルカリ性の肌には弱酸性が適していると個人的に感じているだけです。(もちろん成分も大事ですが、)
アンドーコートに絡みつく洗剤を落とすことは容易ではないと思うので、残っても大丈夫なことが一つの理由です。


お店はどういう基準でシャンプーを選んでいるのかとても気になったので忘れないようにと、また久々のブログの更新もかねて書きました(笑)