近頃どこに行ってもよく目にする
『働き方改革』
労働時間、日数、そこから来る成果や生産性などがよく問われていますが、色々と考えてしまいますね。
今まで(昭和時代?)のように残業もせず、日数や時間を減らしても効率の良い生産性の高い仕事をしていこうと。
働き方改革という言葉に踊らされていると思ってしまうのは自分だけですかね。
まあ、PRの仕方が上手い人が巧妙なキャッチコピーで世の中の人を扇動している気がしてしまいます。
効率と生産性を上げるには人それぞれのベースがあってこそだと思いますが。
基本ができているからこそ意味のある応用につながるのはどんなお仕事でも同じではないかな。
私のしているお仕事、技術が必要なお仕事に関してはまさにそうだと思います。てもその基本となる技術を身につけるには少ない期間では絶対に習得できないものばかりです。
ではいわゆる働き方改革というもののくくりの中で未熟な人はどうすればいいのか。
お仕事をしている時間ではないところでどこまで頭を使い勉強して、自分自身を価値あるものにしていくか、日々の生活の中でもお仕事につながる、いや、つなげられるような考え方や動きをどれだけしているかで一年も経てばだいぶ変わるはずなのです。
そういった人は自然にそれが周りの人に伝わるので評価が上がり自らの価値を上げていけますよね。結局その価値がお金に変わるわけですから、評価が上がればお給料を払う側としては喜んでお給料のベースアップもすることでしょう。
人材不足の世の中ではありますが、その人材が仕方なくお給料をもらっているような人だとしたら、効率も生産性も悪くて、働いている会社の業績や評価が下がり、悪循環のスパイラルにハマっていきます。
学校の勉強も同じようなものなのては?
学校の授業やテストで成果を上げ、先生の評価、通知表を良くするためには結局学校以外のところで予習や復習をして自分のものにすること。
インプット、アウトプットとよく言いますがまさにそれですよね。学校や職場はアウトプットで、それを価値あるものにするためのインプットが生死を分けると思います。
20代の頃に出会った、60を越した大先輩が『生涯勉強だよ』と教えてくれたことが今でも頭に残っていますが、本当に身をもって実感しています。
うちにも20代の平成生まれの子が頑張っていますが、いつそれに気づいてくれるか、静観していこうと思います。