SHANTI

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護法童子による、簡単な心の体操。
邪気から身を守る方法や、人格のレベルアップ方法なども。

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 天上は人間界よりもずっと遠くの、別空間に存在します。

 人間の霊は、通常寿命が尽きた後は冥界にとどまるので、ここに生まれることのできた者は、かなりの善人かつ幸運の人です。

 また、天に生まれたからといって、神様になれるわけではありません。神様達も大勢いますが、やはり人間だった者は人でしかないのです。

 人間だったからこそ、彼らには寿命があります。

 そう、天人は不死ではなく、いつかは死すべき存在なのです。

 もっとも、その寿命は短くても数百万年の単位ですが・・・。

 また、事故などで早死にするものもいます。

 生前の徳が尽きてしまったら、その時点で天界ともオサラバ。

 最近、悪天人というのがいて、人間にイタズラや悪さをする事件が起きています。徳の足りない、非力の下級天人の子供らなのですが、彼らは天人としての寿命を迎えないうちに、命のともし火が尽きることでしょう。

 このことについては、次回詳しく書くつもりです。



 人間を神として祀る習慣がありますが、あれはおかしいです。

 徳の高い人間は、神でなく、よくて天人になっているからです。神様の近くで、幸福に過ごすことが許された存在として。

 生前の地位が高かったり、さしたる人徳はないけれど才能溢れた人物を祀っても、彼らは神にはなっていないのです。それどころか、冥界で亡者になり、ガラの悪い自然霊衆(鬼)にいじめられていたり、地獄に墜ちてしまっている霊も大勢います。

 霊界に、地位の高さや財力、学歴や才能は持っていけません。

 かえって、それらを鼻にかけることで鬼達から迫害を受けたりするかもしれないので、要注意です。

 


 天上界。

 ここは多くの階層が存在しており、上階に行けば行くほど幸福で治安がよく、寿命も長いのです。

 上に行くほど、出生率も大変低く、よほどの善人でない限り不可能です。人間のときに、一度でも他人をいじめたり、だましたり、嫉妬したりしたら、中級以上の天とは無縁であると言い切れます。それほど難しい場所なのです。

 また、人間界からしか昇っていけません。

 動物や地獄の霊は、天に行くことができないのです。

 人間だけが、神様を大切にしたり、徳を積んで天人になったりできるのです。それに嫉妬した存在(亡霊や、ガラの悪い自然霊)が、時として悪さをするのは困ったものです。

 が、自分さえしっかりしていれば大丈夫。

 悪い霊は、悪さをするたびに闇にまみれ、業の重さに耐えかねて、勝手に地獄に去っていきます。二度と会うことはないでしょう。



 普通の『よい人』が行く場所は、下級天界が多いようです。

 ここは人間界そっくりで、様々な国や種族があり、公園や寺院、大人も喜ぶプレイゾーンまでそろっています。

 家は、大きな庭のあるりっぱな邸宅。

 住人はみな、美男美女。といっても、昔風の方が多いようで、男性身長・160cm、女性150cmくらいで、非常に華奢です。色白で、藍色の目と髪をしており、縫い目のないゆったりした着物を身につけています。

 ここでも、人間と同様、男女間の結婚の習慣があります。とはいえ、恋愛は自由だし、そのことについてとやかく言うこともないので、ハーレムや逆ハーも許されます。

 ただ、恋愛ばかりに心を向けてしまうと、自分の徳をすり減らし、結果早く天上界を去る(=寿命が尽きて死ぬ)こととなりますので、注意ですが。

 

 子供は、下級天では誕生時、5歳の童子の姿で出現します。

 人間のように、お母さんのおなかから~、ではないのです。男女が行為に及んで、双方とも強く子供を望んだ場合、女性天人(天女)の膝元に、忽然と出現するのです。

 子供の世話や、屋敷の家事労働等は、自然霊(鬼衆)が行ってくれます。だから、ずっと好きなことをしていられます。

 ただ、悪さをしたり、調子に乗って人間に手出ししてしまうと、国の王様(王族は天人でなく、神様であることが多い)の雷が落ちます。

 ひどい場合は天界追放で、これはもはや天上界の食べ物が摂れなくなることを意味します。結末は、死に他なりません。


 天人も、制約の多い生命であることに変わりはないのです。