掏摸(スリ)/ 中村文則 | landmark star

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Everyone is more or less the master of his own fate.

全然読めていないわたくし。
読み終わったの、こちら!


掏摸(スリ) (河出文庫)/河出書房新社

東京を職場にする天才スリ師。
彼はある日、「最悪」の男と再会する。
男は闇社会に生きる男。
その男は彼にこう言うのです。
「3つの仕事をこなせ。
 失敗すればお前を殺す。逃げればあの女と子供を殺す。」
彼の運命はどう動いていくのか。



本についてた帯も絶賛だったので購入。
あたしのこの作家さんの本、「去年の冬、君と別れ」以来。

闇社会って怖いわあああああガクブル
っていう話だった。
現実世界にいないとは言い切れないこの人間。
狂ってるのか、快楽なのか。

出てくる子供とのやりとりは好きだったけど。

淡々と読み続け、ラストで希望なのか
ポイッと投げられたのか。
わたしのこの作家さん、あんまり入り込まないようで。
頭良い人は好きかもしれないね。

わかりやすい話が好きな、単純なわたくしでございますテヘ
というわけで、個人的には普通。