捨てた訳じゃない、と。 | landmark star

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Everyone is more or less the master of his own fate.

向井理を捨てた理由/マイナビ
¥1,344

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twitterでつぶやいたこの本。
向井くんを役者の道へ引っ張ってきた元マネージャーさんの本です。


フラリ本屋さんへ行ったら、新刊にこれが置いてあって
「凄いタイトルだなびっくり」と手に取って
ザ☆斜め読み!(立ち読み)
…の割に、結構しっかり読んでたかも(´,_ゝ`)プッ


なるほどなるほど、これ、出版がマイナビなんですね。
マイナビっつったら、転職?就職?そんな感じ。
と言う訳での「なるほど」です。


男働く、女家守る
(スクラビングバブル?のCMのフレーズ調ぽっ
っていう訳じゃないけど
やっぱりまだまだそんな意識が根として芽としてあるといいますか。

男性はあまりぶち当たらなさそうな
(って、ぶち当たってたらごめんなさい)
そんな壁に、女性はぶち当たると思うんです。多分。

仕事がすんごい楽しい人とか。
そうじゃなくても何か熱中するものを持ってる人とか。

「それ」か、「家庭(子供)」か。


田島さんの本はそういう話だったと思います。


夢だったマネージャーの仕事は本当に誇りを持ってやってらしたと思うし
見つけた「向井理」を育て上げ
一緒に走って行く事も、凄く素敵な事だったと思うのです。

の、一方、子供が生まれ
その子供に「お帰りなさい」を言ってあげられる環境を与えたい。


こーゆー壁に女性は当たる気がする。
壁って言う事自体がおかしいのかもしれないけど。
男性は子供が産まれても
「俺仕事どうしよう?」ってあんまり思わない気がするんだけど。
…どうなんでしょう。


最終的に田島さんは
子供にお帰りなさいを言ってあげられる環境を選択した訳です。

マネージャー業だけは短縮とかあんまりきかなさそうだしなあ。


仕事を捨てた訳じゃないと思うのです。
もう1つの大事なものを選んだんだと思うのです。

一緒じゃん、って話かもしれないけど。
いや、何か違うでしょ。



結婚して子供が産まれて
仕事を辞めるのが正解で偉いとも思ってないし
辞めないで働くのが正解で偉いとも思ってない。
こればっかりは各々事情があったりとか
想いがある訳だからさ。
辞めたくても辞めれないとか
辞めたくないけど辞めざるを得ないとか。

難しいなあと思うのです。

今回田島さんが「これでいい」と思うのなら。
その選んだ人が選択した道で良いと思うのよね。

と、独身女は思っていますうへへ



そうそう。この本の冒頭で出版社の人に
「向井理ファンにも、何故辞めるのか説明すべきですよ」
みたいな事を言われ…と書いてあったけど
そんな説明いらんよ、と思ったわたし。
だってそんなの、マネージャーとタレントとの間の話で
ファンには関係ないもん。

って、わたしは思ったけどね。
出版社、面白い事言うなーと思って。


でもまあ、こういうタイトルの方が目にはとまるよね!!!!!!
(わたしだってそう。罠にかかるの巻。笑)

っていう罠がやだなーと思いつつ
中身は私結構好きでした。
人のこういう話を聞くのは好きだし。
「どうしてこの仕事をしてるの?」に対して
生活費以外の理由も持ってる人の話は凄く興味ある。

わたしは生活費の為じゃもーん。てへ顔2


って書きながら、
働いて子育てもして、って両立してる人って本当凄いなーと
改めて思ったのでした。

正社員でがっつり働く人も
パートで働く人もね。
で、こういう悩みが軽くなる世の中だといいねえ。
何だろな。選択肢が増えるというか。
考えの偏りが均等に近付いて行くというか。


ハート