左太郎は、小学六年生の時に隣のクラスの数名のグループに集団でイジメられた経験があります。

 

見るな殺すぞと言われる程度のいじめなのですが、一時期、そのせいで人目が気になったり、

自分がどこを見れんば良いのかわからなくなったり、精神的にも大変だった時があります。

 

この件で、私は小学校に出向き、いじめっ子たちの親を呼んでもらい話し合いを申し入れたことがあります。

結果は、こちらは一人、いじめっ子の親たちは複数で口裏も合わせられるので、なんだがこちらが悪い気持ちになるような展開でした。

息子のやられる機会は、学校の行き帰りということもあり、その後、卒業までは息子の学校の送り迎えを私がやりました。

朝7:00に学校へ送ってき、午後3時半に迎えにいく。

私は大学の教員なので、午後3時半の迎えに一時的に大学を抜け出して大学から10分の距離の小学校に行けたのですが結構大変でした。

そして、そのときにはじめたのが合気道でした。平常心を養うのに合気道は最適と考えたのでした。

道場での教えのおかげで息子も落ち着いてきていました。

小学校を卒業し、中学ではイチャモンをつけられて苦しめられた彼らを勉学で見返してやると春休みから勉強に打ち込み始めました。

そんな最中、合気道の練習中の不慮の事故で顔窩底骨折。

手術後、複視を治すにも順調に行ってリハビリも含めると1ヶ月はかかる。本日、息子が私にこぼしました。

「合気道なんかならなければよかった。もうダメだ。」と。

ベッドの上に寝転んでいる息子の目には涙が溢れていました。こちらの胸が張り裂けそうでした。

 

まだ諦めるのは早い。全力で息子をサポートするからとアドバイスしましたが、胸が締め付けられる一方です。

この逆境をどう乗り越えていこう...。