資本主義とは何か。
橘玲氏は利益の拡大を目指した株式会社の集まりと表現した。
マルクスは商品の集合と言った。
多国籍企業は巨大な資本を持っていて、
商品を作っては世界中に販売している。
僕は大学のゼミで、この多国籍企業のやり方を批判した。
知的所有権を駆使して、多数の農家から富を集める企業
地域コミュニティーの小さな店を圧倒的競争力で潰して、路頭に迷う労働力を吸収する企業
これらの悪どいやり方を批判していた。
批判しているうちは、自分は正義だった。
無敵だった。
でも、ふと思った。
俺、人のこと言えんのか?
自分ができないことをしている世界の大企業たちが
羨ましいんではないのか?
世界を変える前に自分を変えるべきなんじゃないのか?
まずは、自分が金持ちになって、周囲の大切な人を幸せにするべきなんじゃないのか?
そう考えを改めた。
敵は外にあらず、常に自分の中にいる。
まずはこの資本主義で這い上がること。
そして曇りなき目で現実を見たい。