退院後
満腹で止める、の『満腹の感覚』が分からない
普通の量を食べていても、『もっと食べたい!!』という過食衝動が治まらない
の2点に苦しめられ、解決方法が分からないまま、10kg以上も体重が増えてしまい、体型も変わってしまったので、体力的には元気に動けるようになったはずなのに、完全に自信がなくなってしまったせいで、以前より快活に活動する事ができなくなりました
夏季休暇中に33kg→36kgに、久々に登校した際
「骸骨に肉がついた」
「別人みたいに太ったと思ない?」
といった内容の陰口を叩かれ、私も流せば良いのに、ズルズル引きずってしまって、40kgを越えた辺りから、教室に入るのが怖くて保健室登校をするようになってしまいました
(女子校だったので、体型に関する陰口は多かったと思われます)
友達とも距離を置くようになり、家と学校を往復する日々
お弁当も含めて、とにかく誰かに食べている所を見られたくなくて、夕方までほぼ絶食状態だった為、帰宅後の過食衝動が酷く
夜の過食と、その為の食べ物をコンビニで買って帰る瞬間が唯一の幸せ
という超悪循環に、いつの間にか陥ってしまっておりました
そんなある日、もっと食べたい…まだ入る!!が行き過ぎてしまって、食べ物を流し込む為に水を大量に飲んだら更に気持ち悪くなり、自然に吐いてしまうという事故が発生してしまいました
今まで食べすぎた際
太りたくない!!吐きたい!!
と思って、指を喉に突っ込んでみたり等、色々試した事はあったのですが全く上手くできず、吐くことは諦めていたはずだったのに
水を多めに飲んでお腹に力を入れれば吐ける
と…これをきっかけに腹筋吐きを覚えてしまって
食べたい、でも太りたくない
という2つの願いを叶えてくれる。最初は魔法が使えるようになった気分になれて、凄く幸せでした
この方法のおかげで痩せられるし、食べたい気持ちも我慢しなくて良い!!人とも会える!!寂しくない
でも最初は食べすぎた時だけ吐く、だったのが何か一口でも食べたら吐く、に変わってきてしまって、友達と食事していてもソワソワ落ち着かない、夜中過食嘔吐するから寝不足で常に疲れてイライラ、過食嘔吐以外の食事は楽しくないし、それ以外前から好きだった事も楽しいと思えなくなる過食嘔吐が最優先だから約束ドタキャンしたり、学校休んだり…結局また前と同じ、孤独な生活に戻っていました
過食嘔吐に関しては未だに克服できていません。
きっと一生付き合っていかなければいけないんだなと思っています
ただ、完治は出来なくても過食嘔吐以外の事を少しでも多く楽しむ余裕ができるようにまで回復させられたら良いなと、、これが今の私のとりあえずの治療目標です