小2の時の話

 

それまで通ってた三島小学校が

全校生徒数が1000人を超えたって言うんで

国道171号線を区切りに

自分は、新しくできた太田小学校に通うことになった

 

学校は田んぼの真ん中にあって

そこに行くまでの経路に

妹が通ってる保育園があった

その保育園と田んぼの間にある道が通学路になってる

 

 

保育園から田んぼ道に差しかかろうとする時

なんかがこっちをみてる気がした

けど、周りには集団登校のメンバーぐらいしかおらん

 

「変な感覚はあるけど、まぁ、ええっか」

と思いつつ足を進めてた

 

田んぼには、高さが30cmぐらいの細長い葉っぱが

びっしりと生い茂ってた

 

その葉っぱと葉っぱの間から

なんか赤いもんが見える気がした

 

「なんやろ?」と思て注視してると

赤い目玉がこっちをみてる感じやった

 

「うわっ、なんやあれ!?」

と驚いたけど、声には出さんかった

周囲に伝えてもバカにされると思ったからだ

 

集団登校の脚が

ほとんど、その赤い目玉のすぐ前にまで来た時

それが透明のヘビで

目玉だけが赤いことがわかった

 

爬虫類は好きではなかったんやけど

全体像が掴めると

そんなに怖い存在やないことが感覚的にわかった

 

赤い目玉のヘビは

別段、なぁ〜んも語らんかった

 

けど、じーっとこっちをみて

何かを伝えたがってるように見えた

それは、威嚇するような視線とは違ってた

優しい感じはしたけど

見守るとか、そう言うのとも違ってて

「ちゃんと見てるからね」

「頑張るんやで」

みたいな感じでこっちを見てた気がする