音楽の道を絶たれ

結局、食うためだけの人生を送るために

レンタル・ビデオ店に勤務することにした

 

映画は好きやったし

働くんなら、好きなことに近い方がええからね

 

仕事も頑張って店長にもなって

年収も400万越え

順調に、平均的なサラリーマンにはなっとった

 

そやけど、なぁーんかむなしゅうて

手に職をつけたいと思って

高圧洗浄の零細企業に入ることにした

 

けど「将来独立」の広告は信じられん状況やったんで

デパートにある駐車場の警備員に・・・

仕事的には、もうどんどん下り坂やったね

 

休憩時間に漫画読むとかしかできんし

つまらんなぁ・・・って思ってた時に

本屋で、シャリー・マクレーンの本を見つけた

「ああ、2本組のビデオの『アウト・オン・ア・リム』の女優さんやな」

 

てっきり、映画撮影とかの裏話みたいな内容やと思たら

月刊誌の「ムー」に近い話やったんで驚いた

「この人って、こう言う世界にも通じとったんか!?」

みたいな感じ

 

そのギャップに影響されて

思わずその本を買って読んでみることになった

 

霊界本とは違う

かといってムーとも違う

なんとも不可思議な話やった

 

そやけど

それは、なんか落ち着く感じがした

 

その本の文末に

海外やと「ラムサ」ってタイトルの本があって

それがニューエイジのムーブメントを起こす

きっかっけの、ひとつになってると書いてあった

でも、当時は日本語訳版は発売されとらんかった

 

日本語版が出てるもうひとつの話題になってる本として

「バシャール」が紹介されてたんやけど

それは、その本屋には置いとらんかった

 

と言うわけで

しばらく、チャネル本との出遭いはあずけに

なってもうた