思えば私もあと4ヶ月で40歳になる。
産まれてから40年間生き抜いてきた証は数限りなくある。
そして、そのほぼ全ては、自分や自分と関わってきた人たちの記憶の中に生きている。
人生の第1期は19歳までの子供時代。
無責任で自由を渇望まではしなくとも欲しがってた気がする。
親に保護されながらも自分勝手に過ごしていて、思えばいつも怒りという感情を押し殺していたな。
人生第2期は20歳から39歳半分まで。結婚してから子供が16歳になるまでの19年間半。
自立し親となり子を育て子に育てられた。
様々なことで稼ぎ、多くの人と出会い、世間の波の中で揉まれてきて、自分なりの価値観が醸成された。
当初の数年間は時に要らぬ苦労を買ってみたり、時に心を病んだりもしたが、家族や友人に助けられ生きながらえてきた。
子供と映画バリの別れもしたし、あらゆるコネクションを使って子供奪還も果たした。
他人との極限なる状況のなかで、自分の感情を露わにすることができるようになった。
こんな私でも、地下鉄に飛び込もうとしたことが何度かあるのだょ。
驚きだろ~?
その後の13年間は、自立しているという誇りと、自分で全てのケツを拭くという覚悟、基礎を確保しながらもう常に挑戦的であれという自分への無意識のルールのなかで、子供と二人楽しくて仕方がなかった。
どんなことが起ころうとも、娘と楽しく生きて行く自信があった。
来るならきてみろ。ちょっとやそっとのことじゃ私はくずせない。
強さじゃなく、柔らかさ。
どんなに膝をつきそうになっても、今この時点で生きてる私はどんなこともできる、そう気づくとまた歩き出せた。
こんなことを書くととても大変だったんだろうなぁとお思われてしまうかもしれないけど、恐らく人にも金にも環境にもかなり恵まれてるのでご安心を。
そしていま、人生第3期が始まった。
母としての自分ではなく、子供を介しての楽しみではなくて、ダイレクトに自分を楽しむ第3期。
今までは娘抜きで楽しみをほとんど感じなかったけれど、自立して行く我が子に追いつけ追い越せで、私の子離れもうまく進んでいる。
それを加速させた決めうちが 音楽。
数ヶ月の多くの出会いのなかでたくさんの笑いあえる友達が増え、大切な仲間ができた。
自分の生活も劇的に変化している。
音楽は私にいろいろな贈り物をしてくれている。感謝。
こんなに素敵な人生を送れている私はなんてラッキーなんだろうと、真剣に思っている。
1度きりの人生。自由であれ!
2011年にやり遂げたいことがいくつかある。
無言実行
人の温かさに触れた年末。よい年越しになるだろうな。
みんな!
ありがとう~!
どうか良い年を迎えてください。
そして、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
らんち