みんなは“宗教”ってことを考えたことある?

 

宗教、しゅうきょう、religion、agama

 

よく「日本は無宗教だ!」とか言われますね

 

産まれは神道、結婚はクリスチャン、死ぬは仏教。とか

 

“宗教”というものの捕らえ方が

 

若干、地球の中で特異なのかもしれない


 

私の宗教は、、、地元の氏神様がいて

 

色んなものに神様がいて、それでいい。



 

実家は浄土真宗。

 

だけど、それを意識して生きたことなんてない

 

家族もみんな同じ。

 

きっと、周りのみんなと同じだと思うょ。

 

保育園の頃、叔母の英語教室で賛美歌を歌ってた

 

叔母は早稲の法学部を出てMITを出て世界を回った人

 

クリスチャンだった。

 

ここでキリスト教に出会った。

 

高校を卒業後、YMCAに入学した。

 

名前の通り、クリスチャンの学校だょね。

 

Yang Mans Christians association

 

でも、別にクリスチャンではないょ。

 

最上階に教会があって、週1でキリスト教の授業

 

ドイツ語で聖書を読んだ記憶がある。。。確か

 

同級生には、

 

モルモン教やヒンドゥー教やカトリックやプロテスタント

 

ムスリムや仏教、創価学会。

 

宗教や思想や政治の話はしなかったな。

 

でも、みんなとても楽しく過ごした。

 

卒業後、結婚したのはイスラム教=ムスリムの人。

 

海外では身分証明書やあらゆる書類に

 

宗教を記入する欄があるので

 

私は常に「Buddhist」で通した。

 

約結婚2年後、私もムスリムになる。

 

ムスリムを勉強してなじもうと努力した。

 

その頃、母は崇教真光に入信した

 

その後私は離婚。

 

ムスリムとして独りでは何もできないし

 

まっとうできない。理由もなくなり

 

ムスリムではなくなった。

 

しかし、

 

「宗教」というものに色々な形で触れてきた私にとって

 

「宗教」というものは軽々しく扱えるものでは

 

なくなっていたんだ。

 

人の生活に不可欠で

 

生活に滲みこみ、文化や伝統や基盤。


 

話は変わるけど

 

母はリウマチという病気になり

 

寝ていても起きていても常に痛いという生活が

 

始まっていた。

 

ポックリ死んでしまうょりも辛い

 

真綿で首を絞めるような苦しい毎日。

 

薬も医者も○○療法も○○注射も試した。

 

でも、痛みはなくならなかった。

 

何をしても、どうしても、

 

ステロイド漬けにならない限り、痛い。

 

ある時、友人の勧めで

 

崇教真光で手かざしというのをしてもらった

 

この宗教団体は、飛騨高山に総本山があって

 

ある意味身近な存在でもある。

 

不思議だね。

 

母は、手かざしをしてもらいに行った帰りは

 

歩けるようになってたんだ。

 

それからもう何年たつだろう。

 

薬をあまり飲まないで

 

母の痛さを和らげるのは、真光の手かざし

 

薬はね、ずっと飲んでると

 

最終的には内臓をやられてしまうんだょね

 

だから母は薬ではなく手かざしを選んでね

 

でも、

 

信じられないくらい状態が良くなって

 

帰ってくる母を見て、

 

家族は誰も止めなかった。


 

そして、

 

今日のタイトル「大人になりきれなくて悔しいとき」


 

母は辛いけど実家から車で15分くらいの場所へ

 

手かざしをしてもらいに行く

 

家族は誰もしないから

 

でも、他の家族は協力して真光に入ってると。。

 

母は強制しないけど、願いは強い

 

数年前、私は母のため。ただそれだけで

 

真光の研修を3日間。仕事を休んで受けた

 

それで、

 

私も母に手かざしできるようになったんだ。

 

…でもね、

 

正直言って、私の心は完全に拒否ってる。

 

個人的にはまったく受け入れられない宗教に

 

自分を漬け込んで

 

それだけでも、私は震えるほど嫌

 

ネックレスをしなくちゃいけないんだけど

 

私はそんなに単純にはなれなくて

 

崩れるくらい嫌だったんだ。

 

だから、

 

申し訳ないと思ったけど

 

母に正直に話して、

 

真光の人にも正直に話して

 

私はリストから削除してもらった。



 

今、母は私の家にいる

 

毎日、とっても楽しいし充実してる。

 

だけど、

 

実家にいる時には

 

母は毎日のように手かざしをしてもらって

 

体調もそこそこよいんだけど

 

東京にいる母は、

 

だんだん体が調子悪くなってきてる

 

でもね、

 

母は私の気持ちを知ってるから無理強いしないんだょ

 

本当は、手かざしして欲しいんだろうけど

 

何も言わない。

 

言わなかった。

 

一昨日まではね。

 

昨日、少しでいいからやってくれんかね。と言われた。

 

…私は返事ができなかった。

 

痛みが和らぐんだからやったらいい!

 

そういう自分と

 

嫌だ!嫌だ!嫌だ!

 

という自分。

 

大人になって、頭で考えてやればいい!

 

という自分と、

 

泣き崩れそうなくらい嫌だと反応する心。

 

理性と感情が真っ向からぶつかる


 

…死ぬわけじゃないんだし

 

 そのくらいやってあげろょ。バカ

 

 お前のちっちゃな感情なんて

 

 あの人の痛みにはかなわないだろ

 

 最低なやつだな。お前は。


 

そうやって、また、私は私を責め続ける