浮腫みに関して家族は放っておけというけど、私としては対策を考えたい。素人が雁首そろえたって元々勉強もしていないんだから。
ということで、現役の医師が相談に乗ってくれるサイトで質問をしたら、何人ものお医者さんが回答をくれた。
弾性ストッキングなるものがあるらしい。
どの方もとてもきちんと答えてくれて、気持ちが楽になる。
もちろん、ほかの情報も書き込んでくれているよ。

ありがたい。

マッサージもいいね、と。その人は、できるだけそばにいてあげてくださいね、と。

1人だけ、抗がん剤は副作用だけで治らないから無駄。と、私にとっては何の意味もない回答があったけど、見てくれただけでもいいや。


そういえば、数日前にプロのマッサージ店に言った父が、マッサージ中ずっとある講演会?の音源がかかっていて、そこなかで「断食するように」「癌に栄養を与えないように、体を飢餓状態にせよ」「白い色の食べ物はダメ」「玄米を食べろ」とか色々聞かされてきた。

無責任だ。

栄養状態が決して良くない癌患者、体力が落ちていて、寝ていることが多い癌患者。

食べれる物を好きなだけ食べればいいと思う。
そもそも、そんなに食べられないんだし。

その無責任なマッサージ師に一言言おうと思ったけどやめた。

世の中、色々な情報があふれているから、父に周りに惑わされず自分が決めた、信じた方法をすることをきちんと分かって欲しい。情報の遮断ではなく、フラフラしないように。そうじゃないと、白いモノを食べたから癌が進行しているのかとか余分なことを考える。

実際、父は今日、3食食事をした。健康な時の半分くらいの量。
それでも、
「今日は食べ過ぎた。これはダメだ。」と言葉にする。

今までは、
「今日は食べれたな~。美味しかったな~。良かった!」って前向きだったのに。

無責任な人たち、父の周りから消えて欲しい。無理だけどね。

「抗がん剤は意味がないぞ!」
「抗がん剤で死ぬぞ!」
「何もしない方がひとは長生きするぞ!」
「これを食べろ!!」
「お前痩せたな!」

他人の治療方針に、責任も取れない人間があ~だこ~だ言わないで欲しいです。

私の父が抗がん剤をした時と、抗がん剤をしなかった時の最終的な結果なんて神様だって分からない。比較できないんだからね!
「抗がん剤をやってなかったらもっと元気だよ。」とかさ、
もしかしたら、抗がん剤をやってなかったらとっくに死んでるかもしれないじゃない。
実際、副作用でものすごく苦しんでいるわけでもない。

今日の苦しさが、ガンから来るものか副作用なのか分からない。

何も分からない、それどころかCTを見たわけでもない、日々の体調も知らない、体に触れたこともない人が、適当なことを言わないでいただきたい。

だから、

「あなたは、今、この時、幸せか。」

を基準にしてます。

それでも、父は色々な意見を聞きながらも、自分の体の調子を考えて、体力がないなら食べようとしてます。せっかく食べるなら美味しく、楽しく食べよう!としてあまりうろたえなくなってます。

それがありがたい。


そして、寒暖の差が激しくなった1週間くらい前から体長がいまいち。それは、肝臓への転移を聞いたころから。

抗がん剤は3週間やってない。むくみは抗がん剤の最終日から10日目ごろから出だした。

3週間前まで、抗がん剤をやった直後からよく食べ、よくしゃべり、毎日仕事をして、よく遊んでたよ。


次の抗がん剤が、効果もあり、副作用も少なく、癌の進行に影響があることを祈ってる。