【 地域戦略における初期設定と実際の実践戦略 】

地域戦略における初期設定という所があります。


ランチェスター戦略では地域においても、

自社の経営資源で一位を実現する地域の「中心」と、

これ以上は原則として範囲を広げない「最大範囲」を決定し、

その中心でシェア一位になる事を目指します。



特に地域密着型の業種にとって、

地域の知名度で優位性を作る事のできる、

圧倒的な知名度は、強いアドバンテージを得る事ができます。



この初期設定を行う際には、

人口や世帯数、学区や行政区域、地域の歴史や特性、

競合調査というのが伴います。



また、地域の中心や範囲を決める際には、

川や山、鉄道、道路、工場など分断されている所を目安にして、

地域の区切って範囲を決めて行きます。



ここまでは分かり易いので、

ここまで調べて、地域の中心や範囲を決めて、


地域戦略が設定できたと思いがちですが、

それでは「地域戦略」を構築した事にはなりません。



例えば、ランチェスター戦略には、

敵の1.7倍とか1.3倍の量に投入とという、

必勝数字の目安があります。


この量の投入をどの期間、どれだけ、どん.な方法で、

投入していけば、一位作りが実現できるのか。



また孫子の兵法にもある「勝ちやすきに勝つ」

目に見えるチラシ等の戦いを避けて、


地域の人脈を活用しながら接近戦で、

他社からは見えない戦略を実行し、

密かにシェアを高めて行く方法もあります。



他にも作戦は色々とありますが、

地域の設定の後の「地域戦略」、

初期設定の後の実際の実践戦略こそ肝心要。




ここには営業戦略も絡んで来ますが、

こここそが本当に大事な所であると認識して頂きたく思う次第です。



ランチェスター経営名古屋  

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アサヒマネジメント 川端

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