・宮古、石垣に陸自の警備隊を配備へ ~やっと”当たり前が”実現する国境防衛~ | アジアの真実

・宮古、石垣に陸自の警備隊を配備へ ~やっと”当たり前が”実現する国境防衛~

宮古、石垣に国境警備部隊 防衛省、対中国で態勢強化:共同

 沖縄県の先島諸島周辺での中国海軍の活発な活動などを踏まえ、防衛省が宮古島や石垣島に陸上自衛隊の国境警備部隊(数百人)を、与那国島に陸自の沿岸監視部隊(約100人)を、5~8年後をめどに段階的に配備する方向で検討していることが19日、複数の同省幹部の話で分かった。

 沖縄本島以西は自衛隊がほとんど配備されていないため、国境に近い先島諸島の防衛と周辺海域の監視強化が狙いだが、近接する尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張する中国や台湾が反発を強めるのは必至だ。

 北沢俊美防衛相は、先島諸島への陸自配備に向けて2011年度予算案に調査費を計上する考えを既に表明。同省は11年度からの新たな防衛計画の大綱と中期防衛力整備計画で島しょ防衛強化を打ち出し、「災害対処」や「警戒監視」などの名目で配備の必要性を書き込む方針。

 同省幹部によると、宮古島や石垣島に配備を検討しているのは、長崎県対馬市の陸自対馬警備隊(約300人)のような国境警備部隊。一方、日本最西端の与那国島には、北海道稚内市の陸自第301沿岸監視隊(約100人)をモデルにした部隊の配備を想定している

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近年、軍事力の大幅な強化を毎年実施し、さらに度々沖縄近海で軍事力を誇示するように活動している中国軍に対し、宮古島諸島や石垣島諸島には何の防衛力も置いてなかったという事態にやっと対策が取られるということには、こんな当たり前のことが行われると、あきれながらも安堵を感じました。自民党政権時は、話は出るにせよ具体的な対策が取られることがなかったのを思えば、素直に今回は民主党政権を評価すべきでしょう。

  しかし今回の民主党政権の対応を無条件に評価できるわけではありません。宮古、石垣島に自衛隊を置くという具体案は確かに今回が初めてですが、最西端の与那国島に自衛隊を置くという話は麻生政権時に具体的に進められていました。しかしそれを潰したのは鳩山政権です。民主党内でどういう方針転換があったのかわかりませんが、それを忘れて評価というわけにはいかないでしょう。


 また、もう一つは想定期間が長すぎるということです。いくら何でも5~8年はかかりすぎです。中国はすでに具体的な行動に出始めているのですから、5年後に石垣島に中国軍が上陸しないという保証はどこにもありません。何もないところに部隊を置くのですから、今日明日にできる話しではないというのはわかります。しかしいくら何でも5~8年はかかりすぎです。来年度から段階的に配備開始くらいのスピード感で実施しなければならない急務事項です。せっかく行動に着手しても、その点に大きな落ち度があるのは残念なところです。是非そこは再考をお願いしたいです。また、そこは野党も指摘して改善を促すべきでしょう。それでこそ建設的な野党となり得ます。


 一方で、上記で紹介した共同の記事にも「中国や台湾の反発は必至」とありますが、自国を守る為に自国内に兵を置くのに「隣国を刺激するからよそう」という平和ボケした馬鹿げた考えが未だに存在しているのには呆れます(長らく自民党もそういう考えで置いていなかった訳ですから、現与党やマスコミだけを責めるわけにはいきませんが)。



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参考書籍: 

自衛隊はどこまで強いのか (講談社プラスアルファ新書)
潮 匡人 田母神 俊雄
4062725673
自衛隊vs中国軍 超限戦勃発! (別冊宝島 1550 ノンフィクション)
4796664637