・社民党離脱で際立つ民主党のマイナス面 ~鳩山氏はあと2週間以内に退陣するか?~ | アジアの真実

・社民党離脱で際立つ民主党のマイナス面 ~鳩山氏はあと2週間以内に退陣するか?~

社民、内閣不信任案に同調も 首相「信念持ち頑張る」:日経

 鳩山由紀夫首相は31日午前、沖縄の米軍普天間基地の移設先を名護市辺野古とした政府方針に反発した社民党が連立政権の離脱を決定したことについて「安全保障に関する基本的な考えが残念ながら合わず、大変残念だ。ここは信念を持って乗り切っていくしかない」と述べた。同時に「国民のためにしっかりとした政治を取り戻していくということで頑張る、この一点だ」と強調した。首相公邸前で記者団に答えた。


 政権運営への意欲を引き続き示したものだが、社民党の連立離脱などで政権基盤の弱体化は必至だ。

 社民党の福島瑞穂党首は31日午前、鳩山内閣の内閣不信任案が提出された場合の対応について「党内で議論するが、反対は難しい」と述べ、同調することもあり得るとの考えを明らかにした。その理由としては「(沖縄県の米軍普天間基地の移設先を)辺野古に決めたこと、(閣議での政府方針に)署名しなかった社民党党首の私を罷免したことだ」と強調した。都内で記者団に語った。

 衆院では与党が圧倒的な多数を占めるが、参院では過半数ぎりぎり。野党が参院で首相問責決議案を提出し、社民党が同調、民主党内でも欠席や造反が出た場合に可決する可能性もゼロではない。社民党が内閣不信任案に同調したケースでは参院での問責決議案などへの対応にも影響を及ぼす。

 一方、平野博文官房長官は同日午前の記者会見で、普天間問題に関する首相の政治責任について「首相の結果責任は当然あるが、私自身も(社民党の)理解が十分に深められなかったという責任はあるかもしれない」と指摘。「私の進退は常に首相に預けている。結果責任として私の問題はあるが、今の政策をいかに具体的に遂行するかが私に与えられた使命なので、全力を尽くす」と語った。

 動揺は政府・与党だけではない。日本経済新聞社とテレビ東京が28~30日に共同で実施した世論調査で、鳩山内閣の支持率は22%と、4月の前回調査より、2ポイント下落。7月の参院選を目前に世論の「鳩山離れ」も進んでいる。政府・与党内の動揺が7月の参院選を目前に首相退陣論につながりかねず、首相は一段と厳しい政権運営を迫られる。

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 参院選を前に、政局がおもしろくなってきました。「最低でも県外」という約束を完全に破った挙げ句、アメリカとの中途半端な合意文書だけで5月末という期限を守ったかのように偽装しようとしている民主党と比べれば、今回、政権離脱を決めた社民党は”筋が通っている”という点だけは立派です。社民党が好意的に見られる反面、民主党のマイナス面がますます際立ちます。民主党が社民党からの選挙協力も十分に得られないこととなれば、参院選で民主党が惨敗する可能性はさらに大きくなります。


 民主党が起死回生を計るとすれば、とりあえず鳩山氏を切るしかありません。しかし、本日の時点で鳩山氏は続投を表明しています。参院選の予定は7月11日です。そして本日は6月1日。あと40日あまりしかありません。組閣の日数を考えれば、あまり時間はありません。あと2週間程度で内閣が替わらなければ、鳩山氏で選挙を戦うしかないでしょう。

 明日あたりから、民主党内では選挙で生き残るために、鳩山おろしの声が大きく挙がってくると想像します。私としては、無党派層が頭のすげ替えだけで騙されないように、選挙も鳩山首相のままで戦って欲しいものですが、当の改選を控えた民主党議員はそんなことはもってのほかという気分でしょう。どちらにしても、ここ2週間程度が一つの山場となるでしょう。



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参考書籍:
民主党政権では日本が持たない
4569774490


民主党政権崩壊へ――日本の混迷、没落を許す国民に未来はあるのか?(OAK MOOK 338 撃論ムックvol.26) (単行本) (OAK MOOK 338 撃論ムック 26)
西村幸祐
4775515438