・書籍紹介:「チベット大虐殺の真実」 | アジアの真実

・書籍紹介:「チベット大虐殺の真実」

チベット大虐殺の真実―FREE TIBET!チベットを救え! (OAK MOOK 216 撃論ムック)
西村幸祐
4775512056


 本日はチベット問題に関する書籍を紹介します。西村幸祐氏が編集されている『チベット大虐殺の真実』 です。

 内容は、チベット問題とは何か?から始まり、ダライ・ラマの記者会見の全文、これまでチベットで行われてきた虐殺・弾圧の実態から、中国の思惑、オリンピックとの関連性、そして今後日本に及ぼす影響が、西村氏の鋭い視点の論評の他、それぞれの各界の著名人により論述されています。


 中でも、チベットを実際訪れ、そこで起きている虐殺・拷問・弾圧の生の姿を見聞きしてきた大高未貴さんの「チベット探訪記 私が見た真実のチベットの姿」は、 公安警察により毎月行われる、ダライ・ラマのを信仰していないかの抜き打ち検査の実態、学校や職場行われる共産主義教育の姿、そして僧の格好をした共産党スパイが町や寺院に溢れているという現状の姿の他、26歳のときに共産党に逮捕され、その収容所で行われた壮絶な強姦と拷問の実体験、そして飢えのあまり死体の肉まで食べざるを得なかった囚人の話など、この現代でこのようなことが本当に起きているのかと、耳を疑いたくなるような話が掲載されており、チベット問題を今まで知らなかった人には強烈に印象に残ることでしょう。


 聖火リレーをきっかけに初めてチベット問題を知った方から、さらにチベット問題について深い見識を得たい方にもお勧めします。

 また、この書籍には当Blogもチベット問題を扱うBlogとして、また巻末の参考Blogとしても紹介頂いています。


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