・本日より開催される日韓EEZ画定協議 ~妥協するくらいなら決裂を~ | アジアの真実

・本日より開催される日韓EEZ画定協議 ~妥協するくらいなら決裂を~

日韓EEZ 12日から境界線画定交渉、竹島絡み難航か:朝日
 竹島(韓国名・独島)周辺の日本の測量調査問題に端を発し、6年ぶりに再開されることになった日本と韓国の排他的経済水域(EEZ)境界線画定交渉が12、13日、東京で開かれる。竹島の領有権が絡むだけに難航は避けられそうにない。今回の交渉では、線引きのための基点をどこに置くかが焦点となりそうだ。

 「日本が独島を(EEZの)基点と主張するなら、我々も独島基点を主張せざるを得ない」。韓国の潘基文外交通商相は7日の記者会見で、こう語った。

 韓国政府はこれまで、竹島より朝鮮半島側の鬱陵島を基点にした境界線画定を唱えてきた。日本政府が一貫して竹島を基点に「竹島―鬱陵島」間の線引きを求めているにもかかわらず、韓国は竹島ではなく「鬱陵島―隠岐」間を主張した。

 だが、竹島と歴史問題を結びつける盧武鉉政権で状況は一変。竹島基点論が熱を帯び出した。ただ、韓国は竹島と同じ「岩礁」との理由で、長崎県沖の日本の小島、鳥島に対する日本のEEZ主張を退けてきた。竹島基点に変えれば日本に鳥島のEEZを認める口実を与えかねないが、韓国メディアによると、竹島基点で得られるEEZより、日本が鳥島を基点にすることで韓国が失う面積や海底資源の方が大きいという。

 しかし、日本政府は今回の交渉でもEEZの基点は竹島とする立場を変えない構えだ。韓国が竹島について「岩礁」から「島」だと見解を変え、竹島を基点にEEZを主張し始めたことの矛盾についても説明を求める。 また、双方が主張するEEZが重なる海域で測量調査する際の相互事前通報制度を設けることを提案する方針だ。

     


日本漁業関係者、EEZ注視 共同管理水域、韓国が独占 :朝日
 日本の漁業関係者が日韓の排他的経済水域(EEZ)境界線交渉の行方を注視している。竹島(韓国名・独島)の領有権を争う両国は、境界線画定を棚上げする形で99年、竹島周辺に共同管理の暫定水域を設定し、漁の共存を図ろうとしたが、実際には韓国漁船に締め出されているからだ。

 日本一のベニズワイガニの水揚げを誇る鳥取県境港。「休漁が短い韓国船がとりすぎて、小型のカニばかりになった」とベテラン漁師はこぼす。

 竹島の北東に広がる大和堆(たい)、新隠岐堆など好漁場の大半は、99年に発効した新日韓漁業協定で決められた暫定水域に含まれるので、日韓が仲良く操業できるはずだった。

 だが、民間漁業団体の交渉で日本側が漁場すみ分けを考えようと差し向けても、韓国側は乗ってこない。ルール作りが難航する間に、休漁期間が日本の半分の韓国船は日本船に先んじてかごを設置するようになる。「後から行ってかごをつなぐロープ同士が引っかかれば、上げる手間がかかり、カニが死んでしまう。日本は結局、暫定の外で取るしかなくなった」。日本海かにかご漁業協会(境港市)の西野正人会長が明かした。

 約20年前、境港で3万トンを超えたベニズワイの水揚げは、05年は1万1000トン余りに落ち込んだ。島根県のかにかご船は4隻が廃業し残り6隻に。一方、韓国船が設ける1隻あたりのかご数は日本の10倍もある。


 本日から日韓のEEZ交渉が始まりました。どのような結果になるかが非常に注目されますが、竹島の問題が解決されていない以上、今回の協議でも具体的な決着は付かないのではないかと予想されます。韓国は世論を満足させる為にも以前にも増した強行案を出してくるようですが、日本政府は下手な妥協案を出さず、あせらずにじっくりと日本の主張を貫いて欲しいと思います。私は今回の協議で無理に確定させなくても良いと思っています。竹島問題については、近年日本にとって追い風になりつつあります。今は無理な妥協案で満足するべきときではありません。


 明確なEEZの確定もそうですが、今回の協議で日本側の主張としてしっかりと挙げて頂きたいことがもう一つあります。それは上記の二つ目の記事にもある、暫定水域での漁業問題です。現在はEEZが確定していない為、それが重なる部分は「暫定水域」(鳥取県HP参照 )とし、日韓お互いが操業できる水域が設けられていますが、節度のない韓国側の漁船による無法地帯と化しており、実質的に日本の漁船は締め出されています。それどころか水産資源を守るということをしない韓国側の乱獲により、この水域の水産資源は枯渇しかかっています(参考過去記事:・日韓漁業協定を破棄せよという韓国の短絡的思考 ~竹島問題と韓国違法漁業問題を考える~ )。これはEEZ確定以前の問題です。韓国側にこの事実を突きつけ、今回もEEZが確定せず、暫定水域のままで留まったとしてもこの点だけは話を付けて頂きたいと思います。EEZ確定が今回の政府の仕事。あとは民間にまかせるではあまりにも無責任ではないでしょうか。

 どちらにせよ、本日からの協議の行方をじっくり見守りたいと思います。マスコミはワールドカップで賑わっているようですが、この協議も日本にとっては大変重要な意味を持ちます。しっかりと報道をして頂きたいものだと思います。


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参考書籍:

竹島は日韓どちらのものか
下條 正男
4166603779


図解 島国ニッポンの領土問題
中澤 孝之 日暮 高則 下条 正男
4492211543