・「キッズgoo」で行われる思想統制 | アジアの真実

・「キッズgoo」で行われる思想統制

「キッズgoo」インフォメーション

<本サービスの趣旨> これまでの "こども向け検索サービス"は、データの数が少なく必要な情報を得ることも難しく、結局のところこども達や教育現場では、"一般向けWWW検索サービス"を利用せざるを得ない状況でした。その結果、子供たちは読めない漢字がある等で情報を満足に得られなかったり、有害と思われるコンテンツを閲覧してしまうという危険を伴った環境でインターネットを利用する状況であったと認識しております。 こうした中、こども達が満足に利用できる充分なデータ量と使いやすさを備えた本格的な検索サービスが欲しいという切実な声が、こども達や保護者、教育現場などから弊社にも聞こえてまいりました。  このような声を受け、弊社は「キッズgoo」として、これからを担う子供たちが十分インターネットを活用できるように、こども向けにインターフェースを工夫した上で、一般向け検索サービスと同様のデータ量を持ち、かつフィルタリングを行うことで安全と思われるページのみを表示するという、実用性と安全性の両方を兼ね備えたインターネットへの入口をご提供したいということで、「キッズgooサーチ」の運営を開始いたしました。


 「mumurブルログ」 さんの記事で紹介されていた「キッズgoo」 ですが、当Blogも見事にフィルタリングに引っかかっています。つまりキッズgooの判断では「アジアの真実」は有害であり、安全ではない為子供には見せられないということです。当blogだけではなく、同趣旨の他のblogやサイトも軒並みフィルタリングされているようですが、どうもフィルタリングに偏向が見られるようです。

 

 例えば、「新しい歴史教科書をつくる会」は閲覧不可になっているのに対し、「子どもと教科書ネット」や「つくる会の教科書採択に反対する杉並親の会」のHPは閲覧可となっているようですが、教科書検定を通過している教科書の公式サイトが有害サイト認定され、それに反対する組織のHPが安全サイトとなっているのはどういうことでしょうか。また、「竹島」というキーワードで検索すると、竹島とは無関係な水族館が1件のみ検索されるます。つまり子供達が竹島に関心を持ったとしても、知ってはいけないということでしょか。しかし一方で。「独島」というキーワードで検索すると、35,600件もの検索結果が表示されます。これは何を意味するのでしょうか。


 アダルトサイトや暴力サイトを子供達の健全な発育の為に制限するというのはわかります。しかし、特定の政治的、思想的な言葉や表現が含まれるサイトを制限するということが果たして日本という民主主義の国において許されて良いことなのでしょうか。このあまりの結果に、goo側は別に特定の考え方を排除しようとしているのではなく、単に教科書の指導範囲を超えている情報についてアクセスを制限するという観点のみで行っているのかとも最初は考えましたが、それでは上記のつくる会のHPや、竹島についての説明がつきません。どのような基準でフィルタリングがなされているかは不明ですが、現状では”子供達の思想統制を行っている”と判断されても仕方がないでしょう。つまり、gooがやっていることは、世界中から非難されている中国共産党によるインターネット制限と同様です。今回、この国に巣食う病理の一旦を見た気がしました。 (←3/19追記:その後の皆様の調査、情報によると、特定の思想や考え方を制限するものではなく、ただ単にフィルタ機能の性能が劣悪なだけではないかという可能性もあるため、一旦この部分の記述を訂正します)


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参考書籍:

歴史洗脳を解く!―ネット授業で大学生はどう変わったか
栗原 宏文
4594049265