今夜は、
飲み会
だった。

いつものことだが、
俺は三次会まで参加した。

かなり気分が良くなり、
あまりよく覚えてないのだが、
徒歩で帰路についたようだ。

自宅の近くに着くと、
妻が浴衣姿で迎えに出ていた。

妻は優しい表情で、
私を自宅へと。

そして、
着替えの浴衣を用意してくれていたので、
和室の寝室で休むことにした。


うとうとしていると、
LINEの通知音。

妻からだった。

まだ帰らないの?
まさか道端で寝たりしてないよね?

俺は一瞬意味がわからなかったが、
すぐに目が覚めた。


俺の家はマンションだ。
和室なんて無いし。
妻が浴衣を着た姿なんて見たことがない。

ここは何処なんだ?
俺は誰に誘い込まれたんだ?


怖くなり、
俺はその家から逃げた。

逃げるとき、
家の奥の方に、
白髪の女が居た。
俺を睨んでいた。

俺は靴も履かずに、
浴衣のまま逃げた。


何とか帰宅できたが、

翌朝。
浴衣に裸足という俺を見て、
妻は訝しげにしていた。

あまり問い詰めないでいてくれたのは、
有り難かったが、
壮大な誤解と、
失望をさせてしまったのかもしれない。


以降、
飲み会は二次会までしか参加しないことにした。