ある夏の、
とても暑い日のこと。


出先から徒歩で帰宅していると、
背後に人の気配。

背の高い女
がついてくる気がする。


少し気味が悪くなり、
早足で逃げることにする。

距離をとり、
女から離れたと思った瞬間、
肩を叩かれた。

背の高いあの女だった。

私は恐怖した。

こいつ、
何かしてくるのか?

私は身構えた。
声は出なかった。
怖かった。


女は言った。



お前、
平気なのか?
背中に、
髪の長い女が張りついてるぞ。


と。