わたしはあなたを待っていた

そのことに確かな標はない

わたしだけの期待
望みだった




あなたは来なかった


海を渉る鳥のように

何処かへと行ってしまった


わたしはあなたの止まり木にはなれなかった



そぼ降る雨の中

わたしも旅立とう


もうここには何もない

だから此処には居られない


死に場所は別にあるようだ


探すうちに朽ちるのもいいだろう


探すうちに

旅の孤独を知るが


何も変わらないじゃないか


自嘲するのだ