時々
遠くへ行きたくなる

本当はそんなことは出来ない

いろいろな鎖に
縛られているから

生きる
を選んだら
此処を離れられない

其れは
現実として 
承知している


悲しいくらいに




夢の中で私は
何処までも伸びる
錆びた線路を歩いて
見知らぬ場所を目指している

其れは途方もなく彼方で
ひょっとすると
在りもしない場所かも知れない


疲れた私は
枕木に腰を下ろし
ため息を吐いて
線路の先を見つめる


其処には
何かが待っている筈だ






何の根拠もないのに

夢のことだから


















別の場所へ行きたい