舌切草 -Madagascar jasmine-時々遠くへ行きたくなる本当はそんなことは出来ないいろいろな鎖に縛られているから生きるを選んだら此処を離れられない其れは現実として 承知している悲しいくらいに夢の中で私は何処までも伸びる錆びた線路を歩いて見知らぬ場所を目指している其れは途方もなく彼方でひょっとすると在りもしない場所かも知れない疲れた私は枕木に腰を下ろしため息を吐いて線路の先を見つめる其処には何かが待っている筈だと何の根拠もないのに夢のことだから別の場所へ行きたい