遥か
遥か
彼方のひとへ


どれ程募らせても
想いは届かず


ふたり
並んで見た花は
春が来る度咲き
夏を迎える前に
緑を輝かせるのに

わたしは止まったまま




面影のあなたは
あの日のまま
美しく


わたしだけが老いぼれて

それでも 
あなたに逢いに行けない














「春日狂想」
にはなれなかったから