蛍袋 -Spotted bellflower-きみに逢いたくて逢いたくて然りとて口には出せず故に伝わらずきみの通る道に沿って火垂袋で燈を灯しぼくの処へと誘おうかでも火垂の命は短いからきみが来る前に燃え尽きてしまうだろうぼくは火垂舞う水辺を見て項垂れる初夏の宵刻のこと