其の心は

魔法瓶の底で
誰にも悟られずに
温めていた


胸が荒むときも
丘に差す陽の様に
柔らかく
暖かく


我が身に起きたことと思えば
むず痒くも
安寧で




そう


ぼくは

あまりにもきみのことが気になってしまうから



だからこそ


きみのことを何も見ないようにしてるんだ



だって


この心は


どうやっても


これ以上

上書き出来ない程のものだから




そうやって


ぼくは

きみのすべてを感じてるんだ