すこしだけぼくは少しだけ泣いて枯れた涙のあとを指でなぞったそこに残った僅かばかりの失望も眠りへの密かな誘惑も自分の奥へと仕舞い込んでまるで赤子を抱くかのように大切に大切に撫でてぼくは涙を飲み干して少しだけ吐き戻したうつくしさなんて欠片もなかったけどきみは何事もなかったかのように微笑んでくれたよね