personne qui avaleあなたへの愛おしさの心ばかりが積もりに積もって苦しくなってしまいわたしは助けを求める想いなんてものを砂糖の衣で大事に包み飲み込んでしまったからだきっと吐き出してしまえば楽にはなるだろうけど拡がった吐瀉物に悲しくなってしまうのは嫌だからそんな想いは深く大事に抱えてわたしが息絶えた後も誰にも悟られぬようにわたしは企むように想像するこんなものが愛ならばこんなものを愛と呼べるならわたしは息絶えた後この秘密を噛み締めたまま眠り続けよう