自己を愛せない

そんな
とても未熟で
掠れた人間


くびれに欲を
うなじには葛藤を
映してわたしは
夜を滑る


胸にあるのは
隙間ばかり
 
寂しさを隠すことは長けていて

裏切る勇気なんて
持ち合わせていない


軀の表面ばかり満たされても
そんな余韻は
朝が来たら消えてしまう




だから

心が軋むような
キスが欲しい