わたしは

言葉に取り憑かれている


そんなふうに
思っていた頃があった


物書き

になりたかった

わたしにしか吐けないない言葉がある

そんなふうに思いたかった


歪んだ思い

爛れた愛

枯れた叫び


きっと
誰かに届く筈だと



諦めてしまうのは
容易く

夢を語るのは不毛

そんなことをしても
唇と共に渇いてしまうから




今宵も又

わたしは泪を詰めてゆく


吐き出しても尚

溢れ出すものは

言葉

だけだから