指にさみしさが沁みる

昨日から
何度も書いて消した
別離の言葉


わたしはどうすればいいのだろう

喪いたくないものばかり


さみしさは
スタッカートみたいに
痛む

歩めば
歩む程に
踵を通り過ぎて
轍になる


離れようと決めたのに

そんな決意は
一晩で
泡のように揺れる


未だ言えない

想い出
さみし過ぎて


あの瞳に
わたしを刻めなかった


きっと
もう
無理なんだ

足が震えて立てない

喉が締め付けられて
嗚咽に似た
何か
が込み上げる


笑顔
さよなら
贈ろう










ずっと
此処に居たかったよ