忘れもの忘れることが出来たならば其れは幸いなこと忘れてしまえるならそれまでのこと胸の奥は脆く柘榴のように裂けた箇所から甘い香りが解け出してきて其の懐かしくもさみしき香りに酔い涙で香りを薄め悪酔いす忘れものにはもう手が届かない