うた昨夜は久しぶりにぐっすりと眠った泥の様に何も考えず朝陽が優しくわたしを刺して伸びをしてから少しだけ薄くなった隈を確認する癒えるには程遠く乾かない傷は粘っこく光る忘却じゃなくて光を目指して闇を抱く紡ぐ言葉は末だ痛みを孕んでそれでももう月は泣いていない筈だから翡翠の唄を想い巡らせる血の紅じゃない色がいつか唄えるように