昨夜は
久しぶりに
ぐっすりと眠った
泥の様に
何も考えず


朝陽が優しく
わたしを刺して
伸びをしてから
少しだけ薄くなった隈を確認する


癒える
には程遠く
乾かない傷は
粘っこく光る


忘却
じゃなくて

を目指して
を抱く



紡ぐ言葉
末だ痛みを孕んで

それでも
もう
月は泣いていない筈だから
翡翠の唄
想い
巡らせる



血の紅
じゃない色が
いつか
唄えるように